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2013/01/04 16:55

「おい貴様、我よりも遅い起床とは良い度胸…」(主の部屋に押し入り)

「…」(無反応)

「我を前にしても反応せんとは…ええい、起きろ!供給が滞っておるぞ!」

「…」(無反応)

「我を無視するな!なに寝たふりなんぞしている、馬鹿にするのも…おい、どうした」(騒いでも無反応で心配になってきた)

「…」(無反応)

「…は!わかったぞ、そうやって我が油断している隙を突いて供給を一気に絞るつもりだな!その様な手には引っかからんぞ!」(どや顔)

「…」(無反応)

「どうだ、ぐうの音もでまい?この我を謀かろうとてそうは行かん。子供騙しを思い付き、多少は我を楽しませたとして、特別に赦してやろう。だからさっさと起きろ」

「…」(無反応)

「おい、起きろと言うのが聞こえないのか」

「…」(無反応)

「……?」(主が被っている毛布に恐る恐る手をかけ、剥ぐ)

「…」(無反応)

「…本当に寝ている、のか?おい、起きろ。わざわざ我が起こしにきたのだぞ、おい」(主を揺する)

「…」(無反応)

「………起きん(乳でも揉んだら目覚めるか?)」(ちょっと考えて実行)

「…」(胸を触られても無反応)

「…意外にある、な(乳を揉んでも起きんときたか、さて)」(胸を堪能中)

「…」(相変わらず無反応)

「息はしている。脈もある、体温は温かい。意識だけがなく、供給が弱い、か…よく言っている“ばぐ”とか言うヤツか?」

「…」(無反応)


それから始まるマイルームを出ることすら出来ないギルガメッシュの戦い。
いつも主がマイルームの開閉をしていたのでやり方が解らない!
凛に連絡してみようにも携帯端末の使い方が解らない!

駄目男ギルガメッシュ、果たしてマスターを助けることが出来るのか!?
続くのかさえ解らない!