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2012/12/24 18:56

主だけがアーネンエルベに転げ落ちた(二回目)

「あ、繋がった…」

『…ああ、良かった。繋がりましたね』

「ラニ、ありがとう助かった」

『いえ。私だけではなくトオサカリンと手分けをしましたから』

『マスター無事か』

「アーチャー、うん。ごめんね心配かけて…もう一人は?」

『彼はトオサカリンの所です』

『前回彼女が捜し当てたからと、な。まあホムンクルス嫌いだというからな、それもあるだろう』

「そっか…(あ、そうだ)」(凛のアーチャーを手招き)

「?」

『どうしたマス、ター……!?』

『まあ…』

「……私も運がないな、また誰かのサーヴァントだなんて」(溜息)

『私…ああ、ではそこにはリンもいるのか』

「ああ、いるぞ」(凛をちら見)

「…なによ、あら。今回は“私”じゃないのね」

『初めましてミス・トオサカ。ラニ・[と申します』

「初めまして、ラニ。私は凛でいいわ…って和んでる場合じゃなーい!ほら、早く帰り道!!」

『ああ、そうだな。マスター、早く戻ってくれ。アレが暴れてかなわん。マスターでなくてはアレを止められん』(溜息)

「こっちからでは何もできないの。出来るのは信号の発信くらいよ、シロウ」(前もって凛から聞き出した/ニヤニヤ)

『な…!?(何故私の真名を…リンかっ!?)』(あからさまに動揺)

『(シロウ…?アーチャーの真名でしょうか…)はい、こちらから解析をかけてゲートを開きます。アーチャー、貴方はトオサカリンに知らせてください。手伝いがあった方が早いです』

『あ、ああ…』

「あっちのアーチャーには知らせないようにね、またこっちに落ちてきたら面倒だから」

『………了解した、マスター』


真名はみんなバレてるから問題ないということで!