2012/12/19 20:28
「また初日に戻る、か…」
「もう抵抗はしないんですか?」
「しても無駄だったでしょ?それに今私がこうして存在していられるのは聖杯のお陰、ということらしいし」
「やっぱり自分は可愛いですか?友人に命を奪われ、イタズラに過去のバグに引きずり込まれたっていうのに…」
「まあ、否定はしないかな。ここはここで楽しいから。戦わなくていい日がこんなに幸せだったなんて…いつぶりぐらいなんだろう」
「それが夢でしかなくても…今の貴女には幸せなんでしょうね」
「偽物も偽物なりに楽しいから。偽物嫌いの君には解らないかもね」
「そんな事もありませんよ?貴女が楽しそうにしているのは僕まあ嬉しいです。もちろん彼も、ね」
シリアス…?ほの、ぼ…の?