2012/11/10 23:03
ダブルアーチャーと
「じゃーん、水着!」(水着姿)
「……どうしたんだね、水着なんて」
「ん?ああ、プールが出来たの。で、みんなで行こうって話になって水着買ったんだ!どう?似合う?背中の、ホルダーネックについてるリボンがワンポイントなんだよ」(うきうき)
「………その胸元の令呪が気に食わん。我の令呪が手で贋作者の令呪が胸なのだ(本来のサーヴァントが手で二の次のサーヴァントが心臓近くなど…英雄王が贋作に負けるというのか)」
※ギルガメッシュの令呪は手、無銘の令呪は胸元にある
「もう少し布面積がある方がいいのではないか?特に胸元が寒々しい。それにあらぬ嫉妬でいらん面倒事に巻き込まれるぞ、あの様な(たかが令呪の位置で煩い英雄王だな)」(ギルガメッシュをチラ見して溜め息)
「えー、せっかく買ったのに?これ可愛いから気にってるんだけど…パンツの両サイドのリボンも可愛いのに…駄目、かな…?」(しょんぼり)
「……似合っているぞ、マスター(やれやれ)」
「…本当?似合う?…可愛い?」(普段しないような可愛い仕草)
「……(む、贋作者め)」(ムスー)
「ああ、よく似合っている。可愛いぞ(そうか、似合うと言ってほしかったのか)」
「…あ、ありがとう!褒められた…へへへ、(な、なんか…なんていうのかな…なんか、こそばいというか…)」(照れ笑い)
「…おい、お前に特別にこれをやろう。ありがたく使え」(ばびろーん)
「ん…?うげぇ」(受け取り)
「……おい、英雄王」
「それを着てプールとやらに行けばよかろう」
「いや…こんな、金色ビキニは…夜中の規制が緩いえち系番組か、えーぶいだろ。貴様マスターにこんな物を着せようとするな」
「可愛くない!趣味悪い!!」(きっぱり)
「……うぐっ、そ、それよりも胸元の気に食わん令呪の方がもっと趣味が悪いわ!」(ぐぬぬぬ)
「なによ、無銘はアーチャーよりもずっといいサーヴァントだけど?」
「な!?なぜ贋作者は真名で我はクラス名なのだ!」(正確な真名ではないが)
「ギルガメッシュは長い!」
「……マスター、熱くなっている所申し訳ないが、その格好は少し…女性として慎みがないぞ。まして男の中女性が一人、だな」
「アーチャーだけならまだしも無銘がいるから大丈夫!」(力説)
「ぶっ!贋作者、貴様男として見られていない様だな!(ざまあみろ)」(ぷぎゃー)
「は?無銘は立派な男性だ!!紳士なのよ、紳士!!アーチャーみたいにセクハラしない!」
「………(褒められている…んだよな?)」
「いつ、どこで我がセクハラをした!」
「無銘と契約前!私が風呂に入ってたら入ろうとした!ほかにもキスしようとしたり、胸だってさわろうとした!!」
「それは本当かマスター」
「本当だ無銘!」
「まず私の上着を着て落ち着け。それで英雄王、詳しい話を聞かせてもらおうか。セクハラなど言語道断だ」
「ふん!貴様など、に…」
「…?(なんだ?)」
「む、無銘…、これはちょっと、犯罪くさい…」(赤原礼装の上着を着て/サイズが無銘なのでかなりデカい)
「彼シャツならぬ、サーヴァント赤原礼装か。それなら我のジャケットの方がまだいい」
「……すまないマスター。これは誤算だ。」
纏まらなかった。