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2012/10/31 22:22


ギルガメッシュと途中から紅茶と

「アーチャー」

「…なんだ」(今朝のことを根に持ちムスー)

「トリック オア トリート」

「…は?」(ぽかん)

「だから、トリック オア トリート。お菓子くれなきゃ、イタズラするぞ?」(両手差しだし小首傾げ)

「お、お前なんぞにくれてやる菓子はない…っ!(おのれ…)」

「じゃあイタズラだ。イタズラして、いいんだ」(ニヤニヤ)

「んな!?英雄王たる我にイタズラするというか!」

「お菓子ないんでしょ?ならイタズラされても文句は言えないよね。だって今朝、貴方私にしようとしたわけだし。まさか、私のイタズラが怖いの?」(ふふん)

「ふん!我が恐れをなすだと?馬鹿にするな雑種が。そのイタズラとやら、受けて立ってやろうではないか」

「よし、それでこそ英雄王よ。目を瞑って屈んで」

「…なぜだ」(怪訝)

「私がするイタズラがやりにくいから。早く屈んで、目を瞑って」

「あ、ああ…(なにを企んでおる…)」(屈みながら)

「ちゃんと目、瞑った?見えてない?」

「何をしているマスター」

「今からイタズラするの!」

「何だ英雄王、菓子の貯蔵は十分ではなかったのか?」(ニヤニヤ)

「黙れ贋作者。おい、早くしろ」(イライラ)

「はいはい。じゃするから、私が良いって言うまで目を開けちゃダメだからね…」(ニヤニヤ)

「…ああ。………ん!?な、(今、唇に…柔らかい、な?!)」

「やるなマスター、まさかとは思ったが…」(ニヤニヤ)

「今度は、口、開けて…(…すごい動揺してる)」(ニヤニヤ)

「こ、こう…か?」(ドキドキ)

「そう…そのまま…」

「(いい気味だ英雄王。常日頃の恨みだな)」(ニヤニヤ)

「うりゃっ」

「うぐ!?」(吃驚して目を開け)

「びっくりした?マシマロでーす!キスされたと思った?思っちゃった?」(ニヤニヤ)

「良い反応だったぞ英雄王。さすが私のマスターだ、英雄王の扱いを良く心得ている」(ニヤニヤ)

「お、んのれぇ…(我をバカにして…ただではおかんぞ、特に贋作者!!)」(ワナワナ)


そしてギルガメッシュVS紅茶+主のじゃれ合いという名ばかりの戦いが開始される。
しかし供給を絞られて戦いにもならずに終わっとく!