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2012/10/15 22:22


子供化主(精神も)

「キャスターの耳は大きいね」

「はい!ご主人様の可愛い可愛い声が聞こえるように大きいのですよ!」

「!」

「…ご主人様?」

「あ、赤ずきんちゃんの…狼さん?」

「獣だぞ。そうら、お前を狙っているぞ、どうする?」(ニヤニヤ)

「キャ、キャスターは…私を、食べちゃうんですか?」(うるうるビクビク)

「ちょっと王様!?嘘を可愛いご主人様に教えないでいただけます!!?あわわ、ご主人様?そんなこと、これっぽっちも思ってませんよ?大丈夫でーす!キャスターは、ご主人様大好きなので食べませんよ?(ああん!小さいご主人様の泣き顔可愛い!!/ハアハア)」

「嘘を言うな雑種。貴様散々『ご主人様食べちゃいたい』とか言っていただろうが」(ニヤニヤ)

「あうー!!王様あ!た、食べられちゃ…うう」(半泣き)

「おお、強い者に助けを求めるのは自然の流れ、弱い者の手段だ」

「ムキー!ちょっと!私のご主人様になにしてくれちゃってやがるんですか!!ご主人様?私そんな野蛮な狼じゃないですよー?このフワフワのお耳がその証拠です!(この金ぴか野郎…!)」(精一杯の可愛い声と仕草)

「……ぐすん」

「ほーらほら、フワフワの尻尾!ご主人様に撫で撫でしてもらいたいなー!ご主人様ぁん!」

「騙されるでないぞ、あやつはああやってお前を食おうと必死なのだ(ふん、いい気味だな)」(ニヤニヤ)

「!!た、食べられるのは…嫌です…」

「食べません!ご主人様には撫で撫でしてもらって、私がお世話したいだけです!!朝から晩、あわよくば夜中まで!食べるなら性的に!…あ、」

「……雑種、貴様」(何ともいえない顔)

「………せーてき?なんですか?」


収集がつかないのは何時ものことさ…