2012/09/14 22:31
「あ、あまり見るでない!…余は、恥ずかしい」
「そう?可愛いよ、似合ってる」
「!そ、それは真か?に、似合って…おる、か?愛しいか?」
「(い、愛しい?)うん、可愛いよ。花嫁さんみたいだね」
「しかし…」
「どうしたの?」
「余は、だな…奏者が花嫁がいいのだ。嫁ぐのは余ではなく、奏者。余が存分愛し、愛で、余の色に染めるべくだな!背が余より高いのは…少しばかり気に食わんが。して奏者よ、これは提案なのだが…」
「着ないからね」
「ま、まだ…」
「着ません」
「奏者あ…」(うるうる)
「あんまり聞き分けがないと…そのジッパー、下げるよ」
「なんと!?だ、大胆だな…」
「(お、大人しくなるかな)」
「そ、奏者が…そのつもりならば…余は、いいぞ?」(もじもじ)
「な ん だ と ! ?」