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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
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2016/08/09 11:37

aiphねた


「夏だな」
「夏、なんだね、今。カルデアにいると季節とか関係ないから…ちょっと待ってクー、それ何処基準の夏?」
「日本」
「…日本(深く聞くのはやめておこう」
「夏と言えば」
「言えば?」
「水着だろう」
「…………」
「それでだマスター」
「なんだか嫌な予感しかしない…クーが私の事マスターって呼ぶ時は大抵碌な事がない気がする…」
「すげえ被害妄想だな。まあいい、師匠が水着になる」
「全身タイツから水着に…どんな心境の変化なの」
「お前意外に言うな…」
「スカサハとはお友達ですからいいんです」
「師匠と友達か。その師匠が水着になり、あっちのマスターも水着になる」
「あ、やっぱり嫌な予感的中じゃない!どうせクーの事だから私にも水着になれって言うんでしょう!?残念ですが水着持っていませんよ、私!」
「そういうと思って準備はしてある!」
「嫌な所で予防線張ってる!駄目だよ光の御子、もっと違う事に労力使おうよ!!」
「何馬鹿言っていやがる、こういうことに労力使わないで何に使うんだよ」
「戦闘とか」
「どっちも全力だ。ほら、似合うと思って用意したんだ」
「えー……布面積…」
「パーカーとショートパンツは準備済みだ」
「でも…」
「なに、師匠だって面積狭いビキニ着るんだ。心配はない」
「………」
「だいたいここの女サーヴァントは英霊、つまりお前よりずっと年上だ、その女どもが出来る水着姿がお前が出来ん道理はないだろ?」
「…クー、あのね」
「なんなら日焼け止めもあるぞ」
「うん、後ろにスカサハがいる」