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2013/10/16 22:07

記憶戻ってるよ!


「生徒会室眩しいわ」

「どうしたんだい?マスター」

「セイバーとガウェインとアーチャーとレオが金髪でしょ?ついでにアーチャーの黄金の鎧」

「言われると確かに派手かもしれないね」

「目が比較的休まる緑はガトーの頭っていうのがね…」

「何の話してるんですか?マスター」

「おっと子アーチャー、私は君のマスターではないのだよ。今は」

「まーまー、カタいこと言わずに。」

「むしろ英雄王が自重してくれないかな。マスターは私のマスターであって君のマスターではないんだ。君のマスターは岸波白野だろう」

「イヌコロ風情が黙ってください。裏側に来なければ僕のマスターは彼女で彼ではなかったんですから」

「(あ、爪割れてる…爪切らないと)」

「それを言うならば君はマスターと離れた、サーヴァントとして失格だろう?」

「つき合いは僕の方が長いですっ」

「(あー指先荒れてるわ。引っ掛かるわけだよ)」

「どうだろうか。表に戻っても私がマスターのサーヴァントという可能性も否定できないだろう?」
「あれ?貴方知らないんですか?裏側にきたサーヴァントは表にはって…」

「そんな話じゃないさ、マスターが表に戻ってもまた君と契約をするかという話だ。マスターはセイバーがいいと言っていたからね、アーチャーである君をまた選ぶとは思えないけど」

「犬があまり吠えるでないわ。この我が寛大にいる間に消えろ」(青年体化)

「アーチャー、そのへんにしておきなさい(話聞いてなかったけど面倒なことになりそうだから)セイバーも落ち着いて」

「ハッキリさせようか英雄王、マスター指示を」

「いいぞ犬!この我に噛みついたこと後悔する間もなく消し去ってやろう!」

「(よし面倒くさい!)うりゃ」(魔力絞り)

「うあ!?」(膝ガクン)

「あ!ごめんセイバー!!いつもの癖でアーチャーの魔力絞ったつもりが今の私のサーヴァントセイバーだったんだよね!うわー、ごめん……」(あわあわ)

「………興が削がれたわ。命が延びたな犬」

「セイバー、ごめんね。ごめんねセイバー……」

「(勝ったような負けたような…いや、これは僕の負けなんだろうな…)くっ」

「苦しいの?セイバー…ど、どうしよう。もうパス戻したんだけど…あれ?な、なんで…?」