ついつい | ナノ
×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -







2013/06/06 23:04

飼い主はディルムッドと同じ学校クラス。最近しゃべるようになり、たまたま担任に頼まれた雑用をしていたら遅くなり、部活帰りのディルムッドとばったり。
(同じ駅を利用していることにしよう)遅いから送るよ。と電車から降りて駅の改札口。
いやいや、平気。遅いって言ってもそんなじゃないし、悪いし。と拒否するがなかなか「女の子が暗い道危ないから」と食い下がる。
うーん。と悩んでいると犬の吠える声。
見れば犬がリードもなしに一匹。ディルムッドが「迷い犬?危ないから…」と言っていると飼い主が「おまたせ、お迎えありがとう」と犬に向かう。
「え?え??」となっているディルムッドに「心強いお迎えが来たので大丈夫。また明日ね、オディナくん」と犬と共に行ってしまう。

犬は飼い主に気付かれないように振り返って小馬鹿にしたように鼻で笑われた(ような気がした)ディルムッド


とか思った。