2013/05/04 08:47
「おい雑種」
「ああ、英雄王。僕になにか?おや、ミス○○とは別行動ですか?」
「レオ…彼の呼びかけに応えるのは…」
「煩い外野め。アレは貴重種なのか」
「アレ…貴重種、とは?」
「我のマスターだ。アレが言うに貴様らはアレが保護対象だと言うではないか」
「ああ、そういうことですか。日本人は様々な分野で高い能力値をだすので。体力面では一概にそうとは言い切れませんが。遺伝子を保護の方が表現的には適切かと」
「レディが…その様には見えませんでしたが」
「そんな事はありませんよガウェイン。彼女は遺伝子的に見ればかなり優秀です。彼女の卵子であればかなりの高額な値段がつくでしょう」
「あれ?アーチャーこんなところで何…、なに?」
「…やはり見えません。レディがそのように…私にはわかりません」
「?」
「貴様の卵子は高値で売れるそうだぞ」
「は?…ああ、さっきの白野の話の延長か。そんな話して楽しい?」
「いや、貴様の卵子が高値だと聞いて興味がわいた」
「売れば高いお金になるから…資金調達にはいいかもね」
「ならハーウェイが買い取りますよ?」(ニコニコ)
「いやよ。自分の知らないところで自分の子供が生まれたりするのよ?私、自分の安売りはしないの」
「そうだな…よし」(腕引っ張り)
「へ?…な、に?迷宮いくの?」
「ふざけるな、何故そこに行く必要がある。部屋に戻るぞ」
「ん?うん…なんで?白野のサポートしないと」
「…………、よし。それが終わり次第マイルームに即戻るぞ」
「え、ああ…うん?」
「○○さん、頑張ってください」
「…う、ん?」
「ぐ…英雄王、羨まし、い」