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2013/03/14 22:36

「反対!というか、彼を王と呼ぶの断固として認めません」


そう成長した##name_1##に抱きつきながら金髪の少年はシンドバッドを睨む。
年の頃はアラジンと同じくらいか、もしくはそれよりも少し上。アリババや白龍よりは下なのは確実だろう。顔は幼いながらも精悍で、成長したならば実に美形になるだろう。


「被ってます」

「……どの辺りが?」

「王とか、カリスマとか、」

「被ってるのは王だけでしょう?失礼な事言わないの。申し訳ありませんシンドバッド王」

「え…あ、ああ。いや、」

「姫…で、よろしいのですよね?」


その目で幼い姫が成長した瞬間を目にしたシンドバッドとジャーファル。そしてアリババやアラジン、白龍、モルジアナさえ戸惑っている。
小さく、また幼いあの##name_1##が成長して、あまつさえ従者と思わしき少年までいるのだ。


「…姫、ねえ…」

「文句があるなら聞こうかアーチャー」

「なんでもありません。まあ、子供のマスターは実に可愛らしくて庇護欲を掻き立てられますから?あの彼でさえある意味メロメロといいますか」


ぺしん。と柔らかな音が##name_1##の手が少年の頭を一撃。
そして##name_1##はひとつ咳払いをしてから姿勢を改め、話す準備をする。


「改めまして。私、##name_2####name_1##と申します。シンドバッド王、及び臣下の方々にはお世話になり、感謝の言葉もございません。そして白龍様、この度は私にございました欠陥を修復していただき感謝いたします」

「あ…い、いえ……」

「はいはーい、質問」

「なんでしょうか、アラジン」

「ジャーファルさんも言っていたけど、本当にお姉さんはあの##name_1##なの?あとその彼は##name_1##とずっと一緒にいたルフとは違う何かだよね?」




力尽きた\(^o^)/