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「#幼馴染」のBL小説を読む
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2013/01/14 18:42

in保健室

「起きないって言うのはわかったけど…」

「私も色々調べてみたけどわからないわ…」

「あれ?どうしたのお姉ちゃん達」

「あれ?もう一人のお姉ちゃんは寝ているわ、ありす」

「本当ね、アリス」

「二人とも、少々ここは取り込んでいてね。外で遊ぶといい」

「そうだぞー、ガキンチョ二人組。寝てる姉ちゃんに煩い!って怒鳴られんぞー(まあ、そんなこと無いだろうけどな。この状況から見て)」

「王様のマスター、起きないのかしらアリス」

「そうみたいね、ありす」

「私、どうすると起きるか知っているわ」

「!?……ほ、本当ですか!ありすとアリス」

「本当よ王様。ね、ありす」

「ええアリス。そんなの簡単だわ」

「ねえ、どうしたらいいの?私のお友達を助けて、ありすとアリス」

「そんなの簡単」

「簡単よ」

「眠り姫には」

「王子様のキス」

「王子の愛のキスは」

「あらゆる呪いだって逃げ出すのよ」

「な!?ちょっと馬鹿な事言ってないでお子様二人。そんな簡単な事で起きるなら私も白野も苦労しないわ!ラニに色々調べに行ってもらっているのよ!?」

「キス…でも、王子様って……あ、レオとか?」(真面目)

「マスター…リンの前でその名前は…(真面目に何を言うかと思えば…)」(ため息)

「ぶっはは!!王子様のキスか、そりゃロマンチックだ!」

「王子様のキス…キス…キス…魔力供給、キス………王のキスでは駄目ですか?」(真面目)

「駄目よ。だって王様にはお后様がいるもの」

「そうよ。お姫様を一生愛するって誓いでもあるの。他の人と結婚しては駄目よ」

「浮気だわ」

「浮気よ」


この後どうなる!?(笑)