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「大ちゃん!!!!!」

「うおっ!!?」



がらっ、っと勢いよく開いた教室のドア。

そこから飛び出して来たのはピンク色の綺麗な髪の女の子。

うっわ、おっぱいでかい。←



「さつき!!?」

「うわぁあん!!大ちゃぁあんっっ」

「おーよしよし、」

「桃井さん、ケガはありませんか?」

「テ、テツくん!!やっぱりテツくんだ!うわぁあんテツくぅんんっ!!!!!」

「苦しいです桃井さん……」

「おーさつき、そのへんにしとかねぇとテツが……ててテツーー!?」



なんだか強烈な女の子だなこの子…。

まあいっか、無事見つかったことだし早く帰ろうよー。

とも雰囲気的に言えず、感動的な再会?を隅で見守ってます。

早く終われ。


ずる……っ、ずる、ずる…



「!!、嘘…やだ、来ないで…っ」

「桃井さん?」

「怖い、怖いよ…っ、もっ、」



彼女の尋常じゃない反応。

もしかしてマネージャーさんはこの音の主となにかあった?

追いかけれたとか襲われたとか。


にしてもこの音、テケテケやトコトコじゃない。

ってことは、



「もしかして貞子…?」





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