▼ 1 使徒、襲来
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同時刻、碇シンジと如月ユイトが第三新東京市に着いた頃
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ふう、ずっと第2新東京市にいたけど、第3もすごいね。
使徒専用迎撃都市……か、かっこいいね……
こっちでは何があるかなー
んーと……NERV本部に行けばいいんだよね。
よし、行こう
___ドカーン
……?空耳?
___ドカーン
は、何あれ……
あれが……使徒?
あーもうどうしよ、早く行かないと…
そう言いながら僕はリュックを抑えながら走った。
地図で何となくわかる気がする。
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あーー着いた……
いやまさか1時間もかかるとは……
カードをスキャンした瞬間、女の人が立っていた。
「あら、ごめんねユイト君、迎えに行けなくて」
『大丈夫です。あの、あなたは…?』
「私は葛城ミサト。ミサト、でいいからね」
『あ、はい。ありがとうございます』
「早速だけど…今着いたサードチルドレンと一緒に着いてきてほしいの」
『はい』
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「はい、リツコ。こっちがマルドゥックによるフォースチルドレン」
「あら、今回はどっちも男の子なのね」
「そうなのよ
![](//img.mobilerz.net/img/i/12316.gif)
」
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『あ、あのさ、』
「…?なに?」
『君、名前は?』
「僕は碇シンジだけど…君は?」
『僕は如月ユイト。気軽に下の名前で呼んでね、シンジ君』
「あ、ありがとう、ユイト君」
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シンジ君は初号機に乗ってさっきの使徒を倒しに行った。
途中すんごく不安だったんだけど一応勝った。
僕もあれに乗るんだよね、不安だけど楽しそう。
_____次の日
シンジと学校に通う事になった。
この僕が……お話出来てる……感動だ
とっても校舎が大きかった。
2年A組。しかもシンジと同じだ!
友達と同じっていいね。心強いよ。
「転校生を紹介する。ユイト君?」
『あ、はい。えっと如月ユイトです。仲良くしてくれたら嬉しいです』
何故だ、何故黄色い声が上がる……
僕じゃないから絶対。
まさかあのよくある机を囲まれる質問地獄なんてことは……
まさか、そんな漫画みたいなこと怒るわけないし……ね
「それじゃ席は、そうだな、碇の隣だな。それじゃ、授業を始めるぞー」
なんか、シンジいつも近い。
まあ心強いから許す。
____キーンコーンカーンコーン
「起立!礼」
授業が終わった。
立とうとした瞬間、地獄がやってきた。
「ねぇねぇ、ユイト君はどこから来たの?」
「好きな食べ物は?」
……うわぁぁ、まさか現実になるとは…
「ねぇねぇ、エヴァのパイロットって本当?二人ともなんでしょ?」
『「え…」』
あの、その情報はどこから……
『…まあ、うんそうだよ』
「凄い!」
「ユイト君はあれに乗ったことあるの?」
『まだないよ。来たばっかりだし』
「ふーん」
『じゃあそろそろ行ってもいいかな?』
「あ、ごめんね」
……もうやだ…
人間関係って疲れるね。
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