1 使徒、襲来



_____



同時刻、碇シンジと如月ユイトが第三新東京市に着いた頃






______




ふう、ずっと第2新東京市にいたけど、第3もすごいね。




使徒専用迎撃都市……か、かっこいいね……




こっちでは何があるかなー







んーと……NERV本部に行けばいいんだよね。





よし、行こう







___ドカーン




……?空耳?



___ドカーン






は、何あれ……




あれが……使徒?




あーもうどうしよ、早く行かないと…




そう言いながら僕はリュックを抑えながら走った。



地図で何となくわかる気がする。




_____


あーー着いた……





いやまさか1時間もかかるとは……




カードをスキャンした瞬間、女の人が立っていた。






「あら、ごめんねユイト君、迎えに行けなくて」

『大丈夫です。あの、あなたは…?』

「私は葛城ミサト。ミサト、でいいからね」

『あ、はい。ありがとうございます』

「早速だけど…今着いたサードチルドレンと一緒に着いてきてほしいの」

『はい』

____


「はい、リツコ。こっちがマルドゥックによるフォースチルドレン」

「あら、今回はどっちも男の子なのね」

「そうなのよ


______


『あ、あのさ、』

「…?なに?」

『君、名前は?』

「僕は碇シンジだけど…君は?」

『僕は如月ユイト。気軽に下の名前で呼んでね、シンジ君』

「あ、ありがとう、ユイト君」


______



シンジ君は初号機に乗ってさっきの使徒を倒しに行った。



途中すんごく不安だったんだけど一応勝った。







僕もあれに乗るんだよね、不安だけど楽しそう。





_____次の日

シンジと学校に通う事になった。

この僕が……お話出来てる……感動だ



とっても校舎が大きかった。

2年A組。しかもシンジと同じだ!

友達と同じっていいね。心強いよ。

「転校生を紹介する。ユイト君?」

『あ、はい。えっと如月ユイトです。仲良くしてくれたら嬉しいです』

何故だ、何故黄色い声が上がる……


僕じゃないから絶対。


まさかあのよくある机を囲まれる質問地獄なんてことは……

まさか、そんな漫画みたいなこと怒るわけないし……ね




「それじゃ席は、そうだな、碇の隣だな。それじゃ、授業を始めるぞー」

なんか、シンジいつも近い。
まあ心強いから許す。



____キーンコーンカーンコーン


「起立!礼」

授業が終わった。

立とうとした瞬間、地獄がやってきた。




「ねぇねぇ、ユイト君はどこから来たの?」

「好きな食べ物は?」





……うわぁぁ、まさか現実になるとは…



「ねぇねぇ、エヴァのパイロットって本当?二人ともなんでしょ?」

『「え…」』



あの、その情報はどこから……




『…まあ、うんそうだよ』

「凄い!」

「ユイト君はあれに乗ったことあるの?」

『まだないよ。来たばっかりだし』

「ふーん」

『じゃあそろそろ行ってもいいかな?』

「あ、ごめんね」





……もうやだ…








人間関係って疲れるね。


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