大江戸警察特殊武装警察真撰組参謀付補佐。
長ったらしいこれが私の肩書きだ。
要するに、偉い人の雑用係。
元々同心だった女の私が何故こんな大江戸警察陸の孤島の男所帯にいるのかと言われると、それには深い理由がある。………まぁ、簡単にいえば同心時代、どこぞの星のなんとかという外務官殿が茶屋で働く女の子にせせこましいちみっちゃい嫌がらせをしているのを発見しドロップキックをお見舞いしてやったところ翌日私はダンボール箱と辞令を渡された、………それだけである。別に深くもなんともなかった。今考えれば治外法権とかどうだったのだろうかと首を傾げるばかりだが、なんとか首と胴体はくっついているところを見るとなんとかなったのだろう。良い意味で。





「お、よく来たなァ」
「はぁ…」
「ま、気軽にいてくれていい。ここにいる奴ら皆馬鹿だからよォ」
「はぁ…」
一年前、段ボール箱を両手に抱えて足元を左右の腕の隙間から確認しながら真撰組屯所の廊下を歩く。右斜め前には松平さんが歩いている。コートに染み付いた煙草のにおいがここまで香る。相当なヘビースモーカーと聞いていたから何も不思議なことはない。
どすどすと騒がしい足音が前方から聞こえてきて、松平さんが足を止めたので私も習って止めると、大きな声で笑いながら近づく男性がいた。
「君か!よく来てくれたな!」
「はぁ…」
「俺は近藤勲だ。よろしくな」
「こちらこそ…」
人懐っこそうな笑顔を浮かべて右手を差し出された。そのまま動かそうとしたけれど、両手が塞がっていたことを思い出したので一度失礼して荷物を足元へ置いて再び差し出された右手を握り返した。
「よろしくお願いします、近藤さん」
松平さんから近藤さんがここの局長をしていると聞かされてなるほどなと頷く。ほかの部分はまだまだ分からないことだらけだが、この人には人を引き寄せる何かがあると感じた。近藤さんはなんだか居心地の悪そうに頭を掻いて、私に奥にいくことを勧めた。松平さんはどうやらここまでらしく、仕事に戻ると背中を向けて玄関のほうへと歩いていった。ありがとうございます、とお礼をいうとひらりと片手を振って颯爽と歩き去っていく。あの人、本当に偉い人なんだよなぁ。
近藤さんと2人になり、奥へと促されるまま歩いた。なにやらばたばたと隊士の方々が廊下を行きかっていて、段ボール箱を抱えて廊下を歩く私を不思議そうに見つめたり不信感を露わにしたりまぁ、さまざまな反応を見せてくれた。近藤さんはすまんなぁ、と苦笑いを零しながら呟く。
「この前大きな爆破テロがあっただろ?」
「ええ、元私がいた管轄内の事件だったので存じ上げてます」
「いろいろ言われちゃってさぁ……、まぁ、仕方ないんだが」
犬だったか猫だったかの大使館の爆破テロのことはいまやどこのテレビ番組にも取り上げられない些細な日常の事件に変わり果ててしまったが、ここでは例外らしい。確かに、真撰組のことをよく思っていない人が多いのは事実だと思う。同心の中でもやけに敵視する人もいたし。私はどちらでもよかったので、今回の辞令を貰っても特に反発も不満もなかったが、そういう人たちにとっては地獄のような辞令に思えたらしく、餞別をやたら貰った。…生ハムは、美味しかった。
「ああ、ここ。ここ」
「はぁ、」
「伊藤せんせーい!失礼しまーす!」
がっと中からの返事を待たずに近藤さんは襖を豪快に開ける。え、や、ちょっとそれは。と止める暇もなく廊下と空間が遮断されていた部屋は中の様子を公にされた。取り替えたばかりの畳の香りがする。部屋の中は机が何台か置かれていて、そのどれにも書類が積み重なっていた。規則的に並んだ本にはポストイットがいくつも挟まれていて、どこか神経質な印象を得る。常識的に考えて広いと思える室内には、それ以外には人は1人しかいなかった。丁度近藤さんの影になって見えなかったので、身体ごと動かしてひょっこりと顔を覗かせれば、驚愕と呆れの入り交ざった表情でこちらのことを見つめる男性が座っていた。黒縁の眼鏡に、これまたきっちりプレスされている隊服。几帳面、潔癖。カタカタと脳内に目の前の男性の特徴をインプットしていると、いつのまにか立ち上がったその男性と向かい合う形になっていた。
「伊藤先生!この子が今日付けで伊藤先生の下につくことになった子ですよー。仲良くやってあげてもらえると助かります!」
「……近藤さん、僕は何回も言ったが、僕は部下なんていらな」
「ささっ!そこの空いてるスペースにそのダンボール箱おいていいからね!あ、そうだ!山崎が君の隊服を用意してくれてるはずだから、ちょっと取りに行ってくるな!」
「………はぁ」
「………」
この温度差は何。
嵐が去ったように静かになった廊下には私と、伊藤先生と呼ばれた男性だけが残された。とりあえず腕も痛くなってきたので荷物を先ほど近藤さんから言われた場所に一旦置かせてもらって、改めて向き直る。
「色々手違いとかかもしれませんが、まぁ、よろしくお願いいたします」
「…全くだ。言っておくが、僕の足をひっぱるようなことはしないでくれたまえ」
僕は凡人とは違って優秀なんだと語尾についてそうなくらいの自信たっぷりな発言に、私の脳内メモリーはもう1つ特徴を付け加えた。
几帳面、潔癖、変人。
それが私と伊藤鴨太郎さんとのファーストコンタクトだった。





実際仕事をしても、彼はどうしようもないほどに優秀だった。
自分で部下は要らないと言った真意がありありと分かったのは、私の隊服姿が漸く定着してき始めたころだった。外部との交渉事が主な仕事だったので外を飛びまわっている伊藤さんのフォローが私の仕事。彼が送ってきた書類をファイリングし、彼のスケジュールを細かく管理…もといバックアップ作業をした。契約書の類は彼のチェックと私のチェックで二重にチェックを入れ、ほかの真撰組内部の書類の行き交いは私が担当していた。まぁ、これだけの仕事を任せられるようになったのは、彼と会ってから半年過ぎのころからだった。最初の頃はまぁ酷い扱いで、机もいつなくなるかとヒヤヒヤしたものだったが、どうやらそういう心配はなかった。
彼は人を低く評価はするが、そういう強攻策には至らない人だった。
多分、それが彼なりの優しさで愛情表現だったのだろう。
どんどんと政府との融資を締結させていって、内部での評価がうなぎのぼりになる頃には彼は全く屯所に姿を現さなくなった。実際電話とファックスで事が住んでしまっているのでなんとも言えない部分はあったが。たまに屯所に寄るときは、何か書類を忘れたとか、必要な文献がここにしかなかったとかそういうことだけだった。屯所内で見かけたら必ずおかえりなさいと声をかけていた。疲れ1つ見せずに頑張っていることへのねぎらいでもあったが、まぁ、数少ない上司とのコミュニケーションの1つとしての行動だった。でも、そうやって声をかけるたびに彼は一瞬泣きそうな顔をして、そのまま何もなかったように書類を持って出て行った。…何か、仕事面で辛いことでもあったのだろうか。
私にはそこまで深く立ち入れる勇気がなかった。






「お前もよくやってるな」
「…はぁ」
「なんだその気のない返事は」
じとりと土方さんに睨まれる。本当に目つきが悪いので、慣れていないころには若干苦手ではあったこの人ともなんだかんだで仲良くなった。真撰組内部の書類処理を私に一任されたときにはどうすればいいのか全く分からず土方さんに付きっ切りで教えてもらったのもいい思い出だ。それくらい上司に聞け、だからその上司が私に丸投げしてきたんですよ、知るか上司に言え、教えてもらえないと書類出さないですよと問答を繰り替えしながら培ったのは、図太い神経と3日は貫徹できる体力だ。
手元の湯飲みの水面を見つめる。ガヤガヤとあたりはどんちゃん騒ぎで、飲めや歌えやの大騒ぎ。本当に久々に…半年も屯所に顔を出さなかった伊藤さんが帰ってきたというだけでこれだけ騒げる辺りこの人たちは天性の才能を持っていると思う。まぁ、日ごろぴりぴりしている分、こういう場があるのは非常に楽しいけれど。隣の土方さんの湯飲みには煎茶が入っている。なんでも、皆で酒のんでいざというときに対処できないだろうというのが飲まない理由らしい。この人は本当に世話好きのフォロー役だな。
「不満とかねぇのか」
「…え、それ、私に対しての問いかけですか」
「お前以外に誰がいるんだ?あぁ?」
「いえ、てっきり独り言かと」
「んな訳あるかァァァ!!」
本当に元気だなぁ、とのほほんとお茶を啜ると隣の土方さんは脱力したように壁に身体をもたげて座り込む。土方さんが怒鳴っていたときに本日何回目か分からない乾杯が行われたようで、再びあおるように酒を飲み倒れていく隊士たちが増えた。これ、処理班私も含まれるんだろうか。この宴会の後の肉体労働(主に酔いつぶれた隊士たちの運搬)に遠い目をしていると、土方さんはぽつりと言葉を漏らす。
「お前って本当変人だな」
「そうですか?」
「あの野郎と上手くやっていけるなんてどんな神経構造してんだよ」
「土方さんは伊藤さんとあまり仲良くないんですねぇ」
「ヤメロ、仲良い姿想像できねぇ」
「そうですか」
あー、気分悪ぃ、などと呟きながら土方さんは立ち上がり障子を開ける。どちらへ?と聞くと、煙草切れたから買ってくるといい外へ出て行った。本当あの人は人の好き嫌いが激しいんだからと溜め息をついて座りなおすと、ぱちりと視線が交わった。主賓席の、近藤さんの隣で静かにお猪口を傾けていた伊藤さんと。…あちらもどうやら機嫌があまりよろしくないらしい。やれやれ、と私は肩を竦めて立ち上がり、宴会会場から出た。ひんやりとした空気が気持ちが良い。全員分の水を補給するため、台所へと静かに歩いていった。






なんとなく、伊藤さんが帰ってくると屯所内に流れる空気が変わる。確信めいたものでなく感覚的なものだったので誰に言ったこともないけれど、例えば日ごろ事務室に立ち寄らない隊士たちが私が少し席を外している間に彼と話していたり、廊下ですれ違うたびに意味深な視線を送られたりしていた。別にどうというわけでもない。これくらいで参っていたら彼の補佐なんてできない。だから特に気にしていなかったが。
「……謹慎、」
「そう、らしいよ」
…このところ、不穏である。
山崎さんとの立ち話で得た情報で、これは確かなものだと分かった。あの土方さんが隊規に背くようなことを本当にするのだろうか。なぜだか釈然とせずに、もやもやとした気分のまま仕事をしていたら、こてんぱんに駄目出しを食らった。伊藤さんは最近ずっと屯所についていて、デスクワークをこなしている。本当にこの人は何をやらせてもできるんだなと心の片隅で感心しながら、指摘を受けた部分を訂正していく。
カタカタとキーボードを打ち続けていて気がつかなかったが、顔を画面から少し逸らせば辺りはすっかり暗くなっていた。私もそろそろワーカーホリックと言ったところか。少しのやるせなさを感じながら軽く手首のストレッチをしていると、机の端にコトリとカップが置かれた。そちらに視線をやると、伊藤さんが思ったより近くにいて驚く。
「…如何なさいなしたか」
「別に。君が働くのは当然のことだろう」
「はぁ…」
「………たまに休息を入れないと生産性が下がる。これでも飲みたまえ」
「あ、ありがとうございます」
照れ隠しのように乱暴に渡されたカップを受け取ると、中身は紅茶で、赤色の水面がゆらゆらと揺れていた。それを口に運ぶと甘い。思わず頬が綻ぶ。暖かさと、紅茶の美味しさと……彼の優しさが、身体中に広がっていくみたいだった。
「彼と仲がいいのか」
「え?」
ぽつりと零れた言葉には装飾語が全くついていなかったので訳が分からずきょとんとしていると、小さな舌打をされた。いや、それ私のせいじゃない。
「土方くんだ。仲がいいのか」
「まぁ、…それなりには仲が良いと思ってますが」
「そうか、上司の僕を差し置いていい身分だな」
「……伊藤さんの次くらいには仲がいいという定義です」
「は?」
理解不能と言った風な顔をされたので、思わず侵害だと思う反面ショックも大きい。私一年間この人のために仕事してたのに何も伝わってなかったのか。
「だから、私の上司は伊藤さんです」
「…ああ」
「上司は私の中ではぶっちぎりです」
「?……あ、ああ」
「でも、伊藤さんと会わせてくれたこの真撰組の皆も、私にとっては大切な人たちです」
この一年で、随分と打ち解けてきた。最初はただ不審そうにしていた人とも一言三言と交わせるようになった。笑顔で、時々どうしようもない無茶苦茶をしてしまうけれど、何故だか憎めないそんな人たち。それが真撰組だ。…時々、思う。この中にいつもいない彼。彼がいてくれたら、と思う。それぞれ役割が違って、すべき仕事も違うのに。随分と身勝手な願いだとは分かっているが。
「………君は、どうしようもないな」
「え?」
「もし、僕と近藤くんが喧嘩をして、それが真撰組全員を二分割するような事態になったら君はどうする」
「…え?」
たとえ話だ、深く考えるなと伊藤さんは私から視線を外して呟いた。そんな質問たとえ話でも笑えないなと苦笑いを零しながら、私は答える。
「どちらも鼻フックです」
「は?」
「喧嘩両成敗。…言ったはずです。私は真撰組のみんなが大切だと」
あなたも真撰組の皆の中に入っているんですよ?
そう笑いかけると、伊藤さんは目を丸くさせて、言葉を詰まらせた。少し俯いて、かけていた眼鏡を外す。目の下のくまが深く刻まれている。目の縁が少し赤くなっている。もしかして寝ていないのだろうか。伊藤さん、と声をかけたら手を掴まれた。君はどうしてそうなんだ、と伊藤さんが呟く。訳が分からず首をかしげていると、ぐっと伊藤さんが顔を近づける。
「君は、邪魔だな」
ぐっと重ねられた唇は、言葉と裏腹に酷く熱かった。







一ヶ月の自宅謹慎処分。
キスされた上にこれってどういうことだ理不尽だと言いたかったがやめた。体力と気力の無駄。そう判断するのは早かった。だって伊藤さん相手だから。屯所から目と鼻の先の自宅アパートに篭もって、のんびりと過ごした。買出しとかは外で見張っている隊士に言付けろといわれていた。徹底した処分である。本当なにか私はしてしまったのだろうか。
その原因は、一ヵ月後屯所に戻ると判明した。






「お妙さぁぁぁぁ、げふぅ!!」
近藤さんの顔に飛び蹴りをお見舞いして地面に着地する。近藤さんは数メートル先の店先に頭から突っ込んで活動を停止していた。私が軽く土ぼこりを払うと、ちょうど目の前にたって拳を握っていた若い女性と目が合った。
「ああ、すいませんねうちの局長がご迷惑をおかけしました。さあさ、局長帰りましょうか局長に押していただきたい書類が山ほどあるんですよー」
「あれ?あのむさ苦しい集団に女なんていたか?」
近藤さんをひっぱりだして、顔を数回叩いたが意識がもどらないらしい。やれやれと襟ぐりを掴んで引きずるように歩いていると、様子を傍観していた白髪頭のくるくる男は笑顔を引きつらせながら私を指差す。
「いましたよ、一年ほど前から」
「へえぇ……、まぁ、君なら上手くやれてるのかもね」
「…ほほぅ、なぜそう思ったのか理由を詳しく教えていただけますか?」
にこりと微笑むと後ずさりしてそのまま立ち去った。回りの野次馬たちも同様に、だ。まったくと溜め息をつきながらずるずると近藤さんを引きずって歩く。
最近の仕事は専ら近藤さんのお守りと自主回収、そして前と変わらず内部書類の処理だ。煩雑な作業で過去を思い返す暇もなく日々が過ぎて行っている。
彼の家族は、どうにも冷めた人たちだった。
兄と名乗った男性は涙を流していたが、その両親は良くも悪くも事務的な人間だった。この環境で小さな頃から育ったのだろうかと思うと、なんだかやるせない気持ちになった。
彼の最期を、私は実はよく知らない。
山崎さんがこっそりと教えてくれたのは、最期まで彼は真撰組の仲間だったよということくらいだった。彼の躯とは対面できなかった。土方さんがそれを固く拒否していたから。心の縁に淀むように渦巻く感情を上手く処理できなくて一週間ほど荒れた生活を送っていたが何とか今は持ち直している。
「っは!俺はどうしてこんなところに!」
「ああ、近藤さんおはようございます。爽やかな目覚めですね」
「なんでだろう…頬が酷く痛い」
「さあ、なぜでしょうねぇ」
近藤さんは立ち上がり、肩やら胸やらについていた土埃を軽く払う。立ち止まり近藤さんが歩き出すのを待っていた私の姿を見て、途中で払うのをやめて私と並んで歩き出した。季節は段々と熱くなっていく。夏も近いので、川に入って遊ぶ子供たちも増えてきた。
一ヶ月の自宅謹慎は、彼なりの最後の情けだったのだろうか。
今思うとそんな風に思えてしょうがない。
乱暴に重ねられた口付けも、寂しそうな表情も、差し出された紅茶も全てが彼の愛情だった。無条件にそれを受けられた私はどうしようもなく幸せ者だったのだ。
おかえりなさい。
誰もに向けられる言葉を、彼はなきそうな顔で受け止めた。幼少のころ、誰にも言って貰えなかったその言葉を、私が言うことによって。どれだけ彼の心を深く抉ってしまったのだろうか。わかっていたなら、何か違うことができたのだろうか。…戯言だ、分かっていたって、私にはもうどうしようもないところまで彼は行ってしまっていたのだ。追いかけても手の届かない場所まで。私が、振り向かせようと背中を追っても遅かったのだ。
「………、あのな」
「近藤さん」
「…ん?なんだ?」
「謝ったりしたら鼻フックデストロイヤーかけて川に突き落としますからね」
「ええええ?!なんで?!」
「謝る必要なんてこれっぽっちもないです」
さあ、戻りましょう、土方さんがハンコを待ってます。
振り返り私が微笑むと近藤さんは一瞬戸惑った様子だったが、笑顔を返して私に続く。
季節は巡り、再び彼と出会った季節へと変わっていく。
それでも失ったものは二度と帰ってくることはなかった。







君を愛することは世界を失うことと似ていた








それでも、求めてしまうのは許して欲しい。
彼を心から愛していたのは揺るぎようのない事実なのだから。
几帳面で潔癖で変人で………、不器用な伊藤鴨太郎という一人の人が生きていた事実と共にそれは私の中に今も無様なくらいに深く刻まれている。







ブラウザバックでお戻り下さい。
曰く、様提出。
×