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 あなたに見透かされてる
一番隊隊長マルコさんは、今日もエースさんやサッチさんと仲良く話をしている…。

はぁ…、

あの二人がとても羨ましい…。

私なんて、同じ隊なのにマルコ隊長とは話すことなんて滅多にないもんなー。

罪悪感はあったけど、

三人の話してることを立ち聞きしてしまった…。

「なぁ、マルコー、澪のことどう思う?」

いきなり、私の話題!?

サッチさんなんてこと聞いてんの!?

「俺も気になるな。」

エースさんもー!?

あの方たちはアホですか?

いや、仕方ない。これは最後まで聞かなくちゃ!

「どうも何も、気は利くし、いいやつだとおもうよい。」

…いいやつ、

やっぱり、マルコ隊長にとってわたしはそんな存在でしかないんだよね。

恋愛対象にはみられてなかったんだ。

思わず、溢れそうな涙をこらえて、その場を去ろうとしたとき、マルコ隊長が続けた。

「いいやつだが、

俺はアイツのことは…

澪のことは、

恋愛対象として好きだよい。」

え?

今…何て?

「だから、いい加減、そんなとこにいないで、出てきて答えを聞かせてくれないかよい?」



(わ、わたしもマルコ隊長のことが)
(え?なにその急展開!?)
(サッチ諦めるんだな!)
(たまにはいいことゆーな、エース。)


あとがき
マルコの一枚上手な感じがかきたかっただけw

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