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 図星な君が...
「シカマルってわたしのどこが好きなの?」

二人で並んで歩く学校帰りに突如口を開いたのが俺の彼女の澪。

「なんでまたそんなこと聞くんだよ。」

「いやぁ〜、昨日の夜寝る前にさ、何で私シカマルに好かれてるんだろうって考えたけどわかんなかった!」

あぁ、またそんな無邪気な笑顔を見せやがって。
こいつのは無自覚だから、なおさらにたちが悪い。
教室なんかで今のやってみろ。
ぜってー他の男どもが騒いで、変なムシがついちまうだろうが。

「そういうのは俺だけが知ってればいいの。」

「え!ずるい!だって、私シカマルのことなんで好きかわかってるのに…。」

また、そうやってコロコロ表情変えやがって。
可愛いっつーの。

「へぇ?じゃあ、教えてくれよ?俺のことなんで好きか?」

「えっとね〜…、って言えるわけないじゃん!バカマル!恥ずかしい!」

あー、照れた顔もいいわ。
いや、知ってっけどよ。けど、何度見てもやべーわ。

「ほらな?言えないだろ?」

「うっ…、でも知りたいんだもん。」

「てゆーか、澪、そんな寝る前まで俺のことで頭いっぱいだったの?」

「あ…、えっと、その…。」

あぁ〜、ったく、それは反則だろ?







 
 
 
 
 
 
 
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