*本編「サイレントボーイ」のその後です。
彼女はホウエン地方というガラルからは遠い地方で生まれ、今現在はカントー地方という場所で友達とリサーチフェローという名目の元、色々な地方を渡り歩いては調査を重ねているらしい。
彼女… ☆とはラテラルにある墓地で出会った。
最も墓地は自分が指定した場所だったが。
彼女は学校の課題を手伝ってほしいという理由で自分のところに訪ねて来たのだ。
☆は優しいトレーナーだった。
強いトレーナーが好きだ。彼女とバトルをしたことはないけれど、きっと「彼女自身」が強いからバトルも強いに違いない。
「また、会いたいなぁ…………」
ポツリと呟く。
連絡先を交換したものの、中々連絡をできずにいた。
きっとまたすぐガラルに来てくれるに違いない。
まぁそれも連絡しなければ会えないのだが…。
そんな時、ピロンっと自分のスマホが鳴り確認して見ると☆からだった。
「えっ…!☆さんから…!?」
慌ててメールを開くと、課題のレポートでA+をもらったと書かれていた。
よかった。自分が少しでも役に立てて。
写真も添付されており、送られて来た写真には☆の友達であろう少年2人と☆とポニータが写っていた。
この男の子たちとはどういう関係なのだろう。
ふと☆の髪留めが目に入った。
ガラルチャンピオンのダンデからもらったものらしい。
それこそどういう経緯で仲良くなったのだろうか。
ダンデのことは好きだし、勿論尊敬している。
だがそれとこれとは別だ。
「………ダンデさん………」
「どうしたダンデ?」
「いや…寒気がしてな」
「お前誰かに恨まれてるんじゃねぇの?」
「そんなことはないと思うが…」
ダンデは今日も寒気が止まらなかったのだという。
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