短編 | ナノ

緑間と高尾の名前


『緑間、和成?高尾、真太郎?…緑間、高尾、緑間…』

「先程から何を言っているのだよ、なまえ」

『真太郎!あんね、名前の組み合わせだよ!』

「何か面白れぇことやってんじゃん!どったの?」

『和成!名前の組み合わせですよ!』

「組み合わせ?」

『そ!やっぱり緑間 和成より高尾 真太郎の方が組み合わせとしては良いなぁ…って。二人が結婚すればそうなるよね!あははははっ!!』

「ちょっ!冗談キツいってなまえ!真ちゃんは友達としては好きだけど、そりゃねぇわ!!」

「……冗談が過ぎるのだよなまえ…。あり得ん。だいたい日本の法律で…」

「ぶっはっ!法律って…!!真ちゃんそんなの良いって!」

『でも高尾 真太郎良いと思うんだけどなぁ…。高尾 なまえとか緑間 なまえとか似合わなくね?』

「ななななにそれ!!高尾 なまえとか超似合って、ムグッ!?」

「(小声)高尾、抜け駆けは許さないのだよ…!!」

「(小声)ぶはっ。はっ!抜け駆けじゃねぇよ真ちゃん!本当のことを言ったまでだっての!」

『本当仲良いねー、二人共』

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