(※メモ止まりの雑多な単発あつめ)




「でぃ、ディエゴくん、ごめんね……。実は、前に買ってくれた服、DIOさんが破いちゃって……」
「……」
「(まさかの無言! 目が怖い!)……あの、えっと、これ、わたしも気に入ってたんだけど……ご、ごめんなさい」
「……いや、お前は悪くないだろ。それより怪我はなかったか?」
「う、うん。それは大丈夫」
「はあ……また一緒に買いに行くか」
「うん! ……って、なにしてるのディエゴくん」
「とりあえず棺桶を開けようかと」
「カーテンと窓、開けとこうか?」
「ああ、頼む」

「……む、ディエゴ貴様、突然なん、WRYYYYYYYYYY!!!!」


・・・



「っ、なんか目に入った……」
「こすったら駄目だよ、もし目に傷が付いたら大変だろう。見せてごらん」
「すみませんプッチさん、お願いします……」
「どれ、……ああ、睫毛が入っている」
「んん、痛い……っ、え、……ひっ!」
「ン、良かった、取れたよ」
「め、目、な、なななんで舐め、なん、」
「いいから落ち着きなさい」
「……ええ……なんでそんな、わたしがおかしいみたいな反応なんですか……」


・・・



「今日はどうやって結びます?」
「お前の好きなようにしていい」
「んー……どうしよっかなあ……。それにしてもカーズさんの髪、ほんとにきれいですねえ、触ってて気持ちいいです」
「お前の髪も美しいだろう」
「んふふ、ありがとうございます。でもわたしのはみんなが手入れしてくれてやっとこんなにきれいになったんであって、カーズさんのは元々こうでしょう?」
「まあな」
「自分の髪じゃ、きれいに編み込みとかの難しい結び方って出来ないんで、やってて楽しいです……うん、はい! できた」
「こっちに来い、お前の髪もセットしてやる」
「わーい、お願いします、あっ、この前買ってもらったバレッタ付けてください!」
「む、ではハーフアップにでもするか」

「なにあの女子力高い会話」


・・・



「ん〜……」
「どうしたんですか、なまえさん」
「あ、ドッピオくん。あのね、徐倫とこの前買い物に行ったときに、可愛いピアス見付けたんだけど……わたしホール開いてないしどうしよっかなって」
「ボクが開けてあげましょうか?」
「ほんと? じゃあお願いしようかなあ……んん、でも痛くないかなあ」
「なまえさん痛いの好きだから大丈夫じゃないですか?」
「やめて、違う」


・・・



「……なんて格好してるんだなまえ」
「……スカーレットさんがくれました」
「スカーレット……ああ、ヴァレンタインのところの女か」
「服をくれるのは嬉しいんですけど、たまにこういうプレイ系のコスチューム混ぜてくるのほんと……」
「でも着るんだな」
「だってわざわざわたしのために買ってくれたのに、一回も腕を通さないのも申し訳ないっていうか……。しかもなんかオーダーメイドしたんじゃないかってレベルでわたしぴったりだし」
「お前は変なところ律儀だな」
「そうですか? ……それはそうとディアボロさん、なにしてるか聞いてもいいですか」
「なまえのナース服姿なんて滅多にないだろう。堪能しなければそれこそ勿体ないと思わないか」
「思わないですね。……って、ちょっともう、放してくださいって、……っ、もう暗転オチは使い果たしたからだめですよ!」
「知るか」
「だからだめって、っあ……!」

(いつもの)


・・・



「あ、吉良さんお帰りなさーい、お疲れさまです」
「ふー……ああ、ただい、ま……。な、なにをしているんだ」
「ん? ああ、ファニーさんがマニキュア塗ってみたいって。わたしの爪、塗ってもらってるんです」
「なまえ、動かないでくれ」
「はーい、ファニーさんごめんなさい」

「……う、」
「……う? あれ、どうしたんですか、吉良さん」
「……う、浮気だっ……!」
「え、……ああ、そういう認識なんですね、ってあああぁどこ行くんですか吉良さん……!」

「ヤレヤレ全く、本当に君は酷い女だ」
「えっ、これわたしが悪いの!?」


・・・



「っ、い、痛っ……! は、っ……うぅ……。……ねえ、DIOさん、なんでわざわざ首にかみついて血をのむんですか……」
「どうして、とはどういうことだ」
「だって原作では、ゆびを突き刺して吸血するのがおおいイメージが……あ、そっちの方が痛そう……。うう……やっぱりいまのままでいいです」
「まあ拒否しようが、この方法を変えるつもりはないがな。何よりこうして抱いた方が、必死にお前が縋り付いてきてなかなか良い。無意識か?」
「……知りません」
「照れたのか? ン?」
「DIOさんのそういうドヤ顔の煽り、ほんっとに腹立つからやめてください」


・・・



「今日の夜ご飯、なににしようかなあ……」
「毎日準備していると、食事をつくるのよりも考えるのが大変になってきますよね」
「だよねえ。……ね、ドッピオくんはなにがいい?」
「なまえさんが食べたいものがいいです」
「それが一番困るのに……。ディアボロさんはなにが食べたいですか?」
「ドッピオと同じだ」
「だからそれが一番困るって言ってるでしょう、もう」


・・・



Q.結婚するなら誰と?

「……結婚って……そもそも届けが出せるような、まともな戸籍を持ってるひとって時点で、半数にまで絞れるんですけど……」
「ハイ解散」
「うるさい子持ち人外」
「黙っていろバツ1」
「ええと、普通に結婚できるのって、吉良さんとディエゴくんと、プッチさん……はどうなんだろう……? あっ、半数どころのレベルじゃない」
「なまえ、オレを外すな」
「そうですよなまえさん!」
「お前もドッピオもまともな戸籍がないだろ」
「部下に指示すればすぐに作れる」
「こわい」
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