(※高専時代)
もしもこれが「恋」だというのなら、とんでもない呪いだと思う。
――西日が斜めに射し込み、障子の竪框の影をくっきりと畳へ刻んでいる。
障子一枚で区切られた屋内は明るさを保ってはいたけれど、天井の低い座敷牢は途端に暗い。
欄間もない、ふすまを閉じれば隠滅される小部屋は営倉じみて狭く、端の方はただ黒々とした格子の線を描くばかり。
夏の盛りはとうに過ぎたにも関わらず、蝉たちが未練がましく鳴いている。
籬のような格子越しに、怯えた二対の目がぎょろりとわたしたちを見上げた。
「これはなんですか?」
わたしの半歩背後、夏油くんが不自然なほど落ち着いた声音で呟いた。
村落における失踪、変死の原因だった呪霊を祓除し、無事任務を終えたわたしたちに、到着して以来、案内役代わりに同行していた村人は訳知り顔で頷いた。
――「原因は分かってるんです」と。
わたしと夏油くんが通された先で目の当たりにしたのは、木組みの古い座敷牢と、そのなかに閉じ込められたふたりの少女だった。
自分の正当性を掻暮疑っていない洞のような顔が、嫌悪と微量の恐怖を込めて「この二人は頭がおかしい」「やはり赤子の内に殺しておくべきだった」と少女たちを面罵する。
それ以上罵倒の言葉を聞いていられなくて、少女たちの治りかけの痣の上へ重なった真新しい切り傷を正視することも出来なくて、わたしは音を立てないよう注意しながらそっと深呼吸をした。
彼女たちのような存在に相対するのは初めてではない。
現下の事相、代々続く呪術師の家系もそれはそれでわずらわしい因習やしがらみに溢れているけれど、非術師の家に生まれた者も、概してなにかしらの憂き目を見ざるをえなかった。
見えないものが見える、周囲の物が勝手に動く、突然、極度に怯えたり攻撃的になったり、――その他様々な普通ではない者が忌まれ疎まれ、存在を隠されたり、私宅監置されたりといった例は、なかんずくこんな寒村ではさして珍しくはない。
――過去のわたしがそうだったように。
時として「理解できない」ことは、恐怖、あるいはその排斥へ繋がる。
手も足も口も眼差しもその性根も、攻撃するための手段を人間は多く持ちすぎている。
耳朶を打つ村人の言葉は、そのまま幼い頃のわたしへ突き刺さるようだった。
指先が冷えていく。
「――皆さん、一旦外に出ましょうか」
耳に馴染む穏やかな声は、ぞっとするほど優しげだった。
ぱっと顔を上げて、そこでようやくわたしは我知らずうつむいていたことに気付く。
平生の、人好きのする笑みを浮かべているのだろうと確信させる声音で、夏油くんが村人たちを促した。
厚みのある広い背へ「待って」と呼びかけたつもりだったけれど、もしかしたらきちんと声に出せていなかったかもしれない。
なぜならわたしが呼びかけると、いつだって夏油くんは目を細めながら「なんだい、なまえ」と振り向いてくれたから。
――なにが、という訳ではない。
名状しがたい、しかし無視なんて到底できないほど途方もない「違和感」に、わたしが慌てて踵を返したときには、既に夏油くんは長身を僅かに屈めて鴨居をくぐるところだった。
とん、と障子が閉まる。
古い畳、そして土と木の腐ったような臭気の満ちた小部屋に取り残されたわたしは、しばらくぼんやりとただ突っ立っていた。
――遠くの方で、なにかが引き裂かれるような叫声が聞こえた気がする。
わたしはゆっくり半身を翻すと、お互いを庇うように身を寄せ合った少女たちを顧みた。
彼女たちとこちらを隔てる牢は、頑丈な造りではあるものの、檻の木材も、大仰な金属の錠も非常に古い。
近接戦闘に秀でているとはとても言えないけれど、わたしだって高専で日夜訓練している身だ。
直接蹴り壊すことも出来たかもしれない。
とはいえ、手負いの獣のようにこちらを必死に睨め付けている女の子の眼前で、大きな音を立てて破壊するのは少々はばかられた。
警戒している彼女たちが反対側の格子へぴったりと背を付けて距離を取っていることを確認し、術式を発動させた。
わたしを中心にして、円状の壁が現れる。
薄橙色をした壁は半透明。
セロファンのように色味がかって向こう側が透けて見えるけれど、その仮相に反して、壊すのは容易ではない極めて強固な壁だ。
帳や領域といった結界術と似てはいるものの、これはまぎれもなくわたしの生得術式だった。
ただ障壁を張るだけではなく、発動さえすればその境界にあるものは鋭利な刃物で裁つように切断される術式。
様相から、防御に特化していると侮られればむしろ好都合で、不用意に敵が接近しようものなら、胴体がなめらかな断面を見せてくれることになる。
対象も範囲も随意に選択できるため床まで損なうことはなく、意図した通り、薄橙と重なっていた牢の格子だけがきれいさっぱり切断されてがらがらと崩れ落ちた。
籬の檻が、ぽっかりと口を開けた。
この壁を破壊することが出来たのは、いまのところ同級生男子ただひとり。
とはいえ恥じる必要なんてないと知っている相手、自他共に「最強」と認める同級生だったから、わたしが卑屈になることはなかった。
余裕たっぷりに「接近戦も弱っちいくせに、術式までコレとか」と鼻で笑われて、腹は立ったけれど。
同期の顔がふと脳裏を過る。
もしもいまここに彼がいたら。
もし夏油くんに同行したのがわたしではなく、彼だったなら――五条くんだったなら、彼はどうしただろう。
迷うことなく、夏油くんの背を追っただろうか。
牢のなかへ足を踏み入れ、今度はわたしたち三人を囲うようにして術式を張りなおした。
呪力のない人間にどう見えているのか分からないけれど、薄橙は淡く発光しているようにも見え、まばたきごとに陰影を濃くする四囲をぼんやりと照らしている。
二対の眼が瞠目して、靄めいた壁を仰いだ。
呆けたようなちいさな横顔を眺め、確信した――やはりしっかり見えている。
――季節は夏の終わり、日中はまだまだ茹だるように暑いにも関わらず、薄暗く湿った牢中は、呪霊の蠢く廃墟や忌み地とはまた違った、臓腑へ沁みるような冷気が凝っていた。
スカートや膝が汚れるのも構わず、ひとふたり分くらいの距離を開けてぺたりと座り込む。
じっとりと澱んだ空気は川底の下に埋没しているかのよう。
この子たちはずっとこの冷たい床でじっとしていたのか。
そう思うと、唇を噛んでしまうのを堪えられなかった。
寒くはないか問うと、折れそうなほど細い首が躊躇いがちに首肯した。
少女たちの肌に刻まれた傷や痣は、無事なところを探す方が困難であるほど。
手当てしたかったけれど、どうしようもない。
わたしにも癒すための力があれば良いものを、高度な呪術操作である反転術式など望むだけ無駄だろう。
もしも同行していたのがわたしではなく、彼女だったなら――硝子ちゃんだったなら、とそこまで考えて、静かに項垂れた。
同期だったら、先生たちだったら、先輩たちだったら、もしも、なんていくら考えても詮方ない。
いまここにいるのは他の誰でもない、ただのわたし、なまえだった。
「……怪我はしないよ」
気味悪げというより、不思議そうに薄橙色を見上げている少女たちへ、わたしは自ら指で突っついて示した。
「わたしの力はね、こうして壁をつくることなの。それだけじゃないけど……。だから、このなかにいれば大丈夫。あなたたちにはどんな攻撃も当たらないよ」
突然座り込んで話し出したわたしに毒気を抜かれたのか、敵意はないと判断してくれたのか。
こちらを警戒していたふたりは、眉根の皺をかすかに解いた。
「……あ、あなたたち、助けにきてくれたの?」
「どうかなあ……助けにきたって聞かれると、ちょっと」
「じゃあ殺しにきたの」
黒髪の女の子が、もし視線でひとを殺せるならいますぐにでも息の根を止めんばかりの眼差しでこちらを射抜いた。
途端に殺気立った少女に、苦笑しながら「違うよ」と首を振る。
「殺しに来たんだったら、いま、こうしてあなたたちを守ったりしないよ」
「……守ってるの? あたしたちを?」
「一応ね」
「なにから?」
「なにからかな……」
呪霊は祓った。
非術師である村人たちも、夏油くんが屋外へ退出させた。
それではどうしてわざわざ術式を披露したのかと問われると、答えに詰まる。
百聞は一見にしかずというし、強いて言えば、術式を見せてわたしもあなたたちと同じものだよとアピールしたかったのかもしれない。
なんと説明したものかと首を傾げていると、要領を得ないわたしの返答がご不満だったらしい。
明るい髪色の方の子が「へんなひと」と唇をとがらせた。
「変なひとって初めて言われた……。同級生のなかでは一番常識人ってポジションだったのに」
「同級生?」
「そうそう。村の外にはね、こういう力を持った子たちがもっといるんだよ。通う学校もあって、わたしはそこの生徒なの」
「さっきのあのひとも?」
「うん。わたしよりずっと強いんだよ」
ぽんぽんと短い応酬を交わしていると、先程より幾分かなめらかに出てくるようになった言葉たちに、いまなら答えてくれるだろうかと少しだけ身を乗り出した。
「そうだ、名前、聞いてなかったね。なんて呼んだら良い? わたしはなまえっていうの」
「……菜々子。こっちは美々子」
「そう、よろしくね。菜々子ちゃん、美々子ちゃん」
「あ、あの男のひとは――」
言いさし、菜々子ちゃんが不意に口をつぐんだ。
外から断続的に聞こえていた叫び声も金切り声も、いつの間にか止んでいた。
そういえばのどかにおしゃべりをしていたわたしたちは、その間、外から漏れ伝わってくる音について、微塵も触れることはなかった。
朝を告げる鳥に目覚めを促されたのに、いつその囀りが止んだのか頓着しないのと同じように。
一拍遅れて障子がすっと開き、菜々子ちゃんたちがびくりと身をすくませる。
わたしは術式を解いた。
シャボン玉のように、薄橙がぱちんと破れる。
山のふもとの僻邑、かまびすしく続いていた蝉の鳴き声は、不思議なことにぴたりと止んでいた。
まるで、もう聞く者がいないのだから、鳴いてやっても仕方がないとばかりに。
ぬるい風も絶えたとみえ、木々のざわめきすら聞こえない。
耳の奥が圧迫されるような沈黙を破ったのは、その静寂を齎した当人だった。
「……おいで」
たった一言。
彼は高踏的な微笑を浮かべてそう言った。
村人と三人で出て行ったにも関わらず、ひとりだけで戻ってきた夏油くんは、涼しげな切れ長の双眸をゆっくりと細めた。
男らしい薄い頬や白いシャツへ飛び散った汚れがなんなのか、訊ねるだけ愚かというものだろう。
夏油くんの背後からは、あまりに濃いために嗅覚だけではなく味覚すら感じてしまいそうなほど強く、血の臭いが漂ってきていた。
おいで、と彼が発したのはその一言だけだったというのに、言下に直感した。
わたしは、置いていかれる。
夏油くんが呼びかけたのは、視線を注いでいるのは、寄る辺ない少女たちへということが、はっきりと理解できてしまった。
「っ、夏油くん、」
置いていかないで。
立ち上がろうとして、みっともなく下肢が痙攣した。
「君は駄目だよ、なまえ」
いっそ憎らしくなるくらい、やさしい拒絶。
悠揚迫らぬ低い声色は、つい「うん」と大人しく従ってしまいそうなほど良識めいてすらいた。
見下ろす微笑は、ここ最近の黄塵にまみれたような表情が嘘だったかのように穏やか。
いつの間にか日は没していた。
最も高いものは二階建ての住居という村落において、山間から垂れてくる圧倒的な暗闇は、生ある者のすべてを拒むよう。
ずっとこの薄暗い牢に監置されていた少女たちには、無慈悲に目を刺す鮮烈な太陽よりも、すべて呑み込まんばかりの宵の口、丁度いまの夏油くんのような笑みこそがなにより慕わしく感じられたに違いない。
輓近見られなかった、どこか晴れやかな笑みへ「どうして」と問うた気がするけれど、それも音になったかどうか。
けれど夏油くんは、今度はちゃんと応えてくれた。
「君のためだ」
「わたしのため?」
「そう。君は私の術式に阻まれて、危害は加えられなかったけど止めることも出来なかった、――それで学校側も信じてくれるさ」
なまえは二級だから、と今更言われずとも自明のことを突きつけられる。
たかが二級術師風情が、特級術師たる夏油傑に敵うべくもない。
そう、わたしは優秀な同期たちのなかで、誰の目から見ても明確な「落ちこぼれ」だった。
彼の言う通り、ある程度の審議や査問はあれども、高専側も最終的には承允してくれるだろう。
とはいえこの期に及んで、事実を突き付けられた程度のことで傷付くはずもない。
夏油くんが同行者を突き放すために、故意に険のある物言いをしたのだろうと察することが出来る程度に、落ち着いてもいた。
――そのとき、わたしはわたしの罪深さを自覚する。
薄い三日月を刷いた怜悧な唇を、清浄さすら漂わせた笑みを、気随気儘に崩す手立てに気付いたから。
「……夏油くんのしたことは、考えていることは、誰かのためのもの? 誰かに強要されたこと?」
「……いいや。私が選んだもの、私が決めたことだ。なにもかも」
憑き物の落ちたような笑顔は、見つめていると盲になってしまったかと錯覚するほど。
ああ、そのちっとも揺らがない慈悲深げな微笑を、無様に歪めてやりたい。
「じゃあ、」
踏み出した足は、もう、ふるえていなかった。
「――わたしの選ぶものも、決めることも、夏油くんが勝手に判断しないで」
ポケットからハンカチを取り出す。
背伸びをして夏油くんの汚れた頬を拭うと、あっという間にハンカチは黒ずんでしまった。
用を成さなくなった布切れを落とし、代わりにわたしは彼の手を握った。
指と指とを交互に絡め、容易にはほどけないようにする。
果たして夏油くんは、それまでの俗世のものなどに与しないと言わんばかりの穏やかな笑みをあっけなく崩すと、わたしの手をぎゅうと握り返した。
片頬を歪めるように口角を引き上げたさまは、笑顔と称するのは些か難しい。
泣くのを失敗した幼い子のような無防備さは、いままで見た夏油くんの表情のなかで、一等人間らしい顔だった。
「……馬鹿な子だ」
「ええ……夏油くんが言う?」
「気付いてないんだったら、きちんと自覚してくれた方がいいよ、なまえ」
「いまの夏油くんをひとりで行かせられないくらいには、賢いと思うんだけどな。……ねえ夏油くん、これ、なんか駆け落ちみたいじゃない?」
「みたいっていうより、そのまんまだろう」
夏油くんの手は性差を加味してもわたしよりずっとずっと大きくて、お互いの片手でつくった歪な握り拳は、まるで祈るようにも見えた。
交わす軽口とは裏腹に、わたしたちは、きつく、きつく、互いに手を握り締めていた。
折れても構わないとでも訴えるかの如くに。
ぎりぎりと骨が軋み、痺れて指先の感覚がなくなっても、尚。
「ね、菜々子ちゃんも、美々子ちゃんも」
傍らで所在なげに立ち尽くしていた少女たちを見下ろす。
夏油くんの手を握ったのとは反対の左手で、黒髪の――美々子ちゃんのちいさな手をそっと握る。
おずおずと、けれどしっかり握り返してくれたいとけないてのひらに、無意識に口がほころぶ。
「あれ、もう仲良くなったんだね」と笑っている夏油くんも、菜々子ちゃんの手を握った。
もう誰も彼女たちを傷付けないように、夏油くん側の右手とは反比例するように、ちいさな手をやさしく包み込む。
きっと彼もそうしていただろう。
身長差のせいで、傾げた厚い右肩がいとおしい。
「わたしね、実はずっと片思いしてたんだ、夏油くんに」
「……君、よりによっていま言うか……」
「チャンスは逃したくないなあって。ほら、意中の相手が弱ってるところを落とせって言うでしょう」
「……つけこんでる自覚はあるんだね」
「まあ。……というより、その反応、もしかしてバレてた?」
「毎日あれだけ熱烈な目で見つめられてれば、さすがにね」
「気付いててあんなに涼しい顔をしていたなんて、本当に意地が悪いよ、夏油くん。まあ、だだ漏れでうざったいからもうちょっと隠せって、硝子ちゃんにも注意されていたからなあ……。あ、そういえば硝子ちゃんの本、借りっぱなしだった。わたしの部屋から勝手に取っておいてくれないかな」
「――なまえ、」
夏油くんが知れば軽蔑するだろうか。
わたしは歓喜していた。
偶然、いまの夏油傑の隣にいるのがわたしであることに、感謝すらしていた。
他の誰でもない、この瞬間、この場所で、彼へ手が届くのはわたしだけだったという、事実。
いくら絶世の存在を誇っていても、いくら稀有な能力を有していても、いま、彼になにか影響を及ぼすことが出来るのはわたしだけ。
打算、下心、優越感、傲慢。
身勝手極まりない欲の深さ。
こんな済度しがたい貪欲さがわたしのなかに存在していることに、他ならぬわたし自身が驚嘆していた。
わたしたち以外のものが死に絶えた村で、わたしはわたしの罪深さをひたすら見つめ続けていた。
むせてしまいそうなほど濃い血臭が、障子の隙間からひたひたと忍び寄ってきていた。
――夏油くんは、わたしを巻き込んでしまったと考えているだろう。
自分のせいで、運悪く同行していたわたしまで追われる立場に――呪術師に見付かれば殺される身代になってしまったと。
わたしはわたしの罪深さを自覚する。
そうやって苦しめばいい。
苦しんで、悔やんで、この繋いだ手のように、わたしのことを容易には振りほどけなくなればいい。
「わたしが決めること」と吐いたと同じ口で「いまの夏油くんをひとりで行かせられない」などとのたまったわたしの言葉が、血液のように、呪力のように体内を廻り、もう二度と「駄目だよ」などと拒絶することのないよう、背を向け置いていこうとは決して考えもしないよう、夏油傑というひとを縛り付けてやりたかった。
――鬱血するほど強く握り締めた右手は、わたしだけが力を込めている訳ではない。
「ふふ、夏油くん、わたしね、たぶん後悔しないよ。夏油くんが自分の選択を後悔しないのと、同じくらい」
偶然、任務に同行していたというただそれだけの理由で、彼の手を取ることが出来たわたしの運の良さを、聡い夏油くんが一生知ることはありませんように。
胸のなかだけでわたしは祈った。
彼がわたしを置いていけなかったことを、いつか彼が後悔すれば良いとすら。
もしもこれが「恋」だというのなら、とんでもない呪いだと思う。
(2021.01.04)