――その後も、お優しい昴さまになまえはたくさん犯していただきました。
ひんやり冷たい窓ガラスに乳房を押し付け、立ったまま後ろからハメていただいたり。
ベッドへ移動し、天蓋に備え付けられていたフックに両腕の拘束具を掛け、吊るされたまま無理やり嬲(なぶ)られたり。

呼吸による白い曇り、涙や唾液、押し付けられていた乳肉の皮脂など、ぴかぴかに磨き上げられていた窓ガラスには、いまも恥ずかしい痕跡が残っております。
後で清掃の者にきちんと言付けなくては――ああ、それよりも誰か、庭師や館の者たちが通りがからないだろうか、見られやしないだろうか。
最中、なまえはそのような羞恥と不安に駆られておりました。
ただでさえ快楽で緩んだ思考です。
明るい太陽を浴びながらの行為のせいで、視界も眩みます。
余所事に気を取られている不出来な彼女の態度に、昴さまは容赦なく罰を与えてくださいました。
考え事をしていたお仕置きに、後ろから膣内を犯しつつ、丸い尻を平手で打ち据えてくださったのです。
なまえの真っ白な尻が赤く腫れてしまうまで。
殴打されるたび、淫乱ななまえの媚粘膜はきゅうぅっと蠕動(ぜんどう)しました。
嬉しそうにご主人様の肉茎を甘く締め付けるのです。

はたまた天蓋ベッドのフックには、金属と金属の擦れ合った細かい疵(きず)がはっきりと刻まれています。
生々しい擦過傷は、凌辱が筆舌に尽くしがたいほど峻烈だったことをなによりも雄弁に物語っておりました。

時折、至らぬなまえが快楽のあまり意識を飛ばしてしまうと、頬を張られ、強制的に目覚めさせられました。

子宮だけではなく顔面や口腔へ、淫乱と罵られながら、昴さまにたっぷり精液を注いでいただきました。
どっぷり快楽漬けにさせられてしまったなまえは、そのたびに幾度も絶頂を極め、感謝と恍惚の歓声をあげました。

果ての見えぬ強烈な喜悦。
長時間焦らされた分だけ――いいえ、地獄のような渇望を満たしてあまりあるほどに与えられたなまえ。
朦朧とした意識のなか、白濁まみれであへあへと善がり狂っておりました。
法悦の微笑を浮かべつつ貪欲に腰を振る彼女に、昴さまもご満足いただけたようです。

たっぷり可愛がっていただけて、なまえはとっても幸せでした。

Act.1 了


(2019.01.09)
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