「大理石の」、ご覧くださいましてありがとうございました。

これはE・ネズビットの短編「大理石の(原題"Man-Size in Marble")」のオマージュです。
出典は、エドワード・ゴーリー編、柴田元幸他訳『エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡』(河出文庫)。

オマージュというと、拙宅でジョジョ三部DIOさまお相手の「八月の炎暑」がありますが、やはりこうした書き方はとても勉強になるなと改めて思いました。
読み返してみると、「八月の炎暑」を書いたの、二年前なんですね……時間の流れの早さに戦慄しました……。
そのときにも後書きで述べていますが、名作と呼ばれる作品と見比べながら書いていると、文体の違い、接続詞の使い方、くどすぎる不要な説明の削り方……などなど、学べることがたくさんあると強く思いました。
「読む」という行為を昔からわたしは愛しているのですが、「読む」だけではなかなか自分のなかに取り込めないんだなあ、と……。
読んで、自分の文章と見比べる、書く、という行為でやっと内に落とし込めるような気がします。
こういったオマージュのおはなしづくり、またやってみたいです!

お付き合いくださいましたなまえさま、本当にありがとうございました。

つみ
(2018/07/16〜2018/07/25)
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