(※ツイッターで騒いでいたところ言い出しっぺの法則でやることになりました100の質問)
(※いつも通り深く考えてはいけない)
(※メタ発言、その他諸々ご注意)
(※深く考えないで(二回目))




1 あなたの名前を教えてください
「張」
「なまえです……ね、旦那さま、あの口上はしてくださらないんです? ほら、シャドーファルコンが来たときの」
「あーあれ、本国にあいつ丸投げしたら、丁重に送り返されたことがあっただろ。ついでに小言を頂戴したんだよ。遊びすぎるのも大概にしとけってな」
「っ、ふふっ……本当に? どんなお顔でそのお叱りを受けていらっしゃったのか……ああ、そのときのあなたのお顔、拝したかった」

2 年齢は?
「おいくつなんでしょうね、旦那さま?」
「うーん、現在に換算すると、随分おっさんになることだけは確かだけどなー……もしも生きてりゃの話だが」
「メタフィクションってご存知ですか……。わたしはご主人さまより年下です」

3 性別は?
「男だよ」
「女です」

4 貴方の性格は?
「わりと適当かね。いろんなもんが」
「なまえは旦那さまのことばかり思っておりますよ」
「それ性格か?」

5 相手の性格は?
「性悪。傲慢。飼い主以外のものに興味がない……こんなところか」
「あらあら、無体なことをおっしゃいますのね……否定はしませんけれど。旦那さまは豪放磊落、泰然自若。そして尊い御方です」
「だからそれ性格か?」

6 二人の出会いはいつ?どこで?
「さて、どうしたもんかね」
「設定をきちんと練っていない弊害が如実に出ておりますね」
「これ100も保つのか?」

7 相手の第一印象は?
「……こわいひと」
「は、随分と変化したもんだ」

8 相手のどんなところが好き?
「………………存在?」
「いきなりとんでもなく重いの来たな」

9 相手のどんなところが嫌い?
「……嫌いなところ? あると思いまして?」
「ふん、お前に限ってあるめえよ」
「……強いていうなら、魅力的すぎるところでしょうか……。それより、旦那さまもお答えになって。わたしばかり正直に答えているでしょう。ずるい」
「ズルかねえだろ。答える必要がないものに答えてないだけだ」

10 貴方と相手の相性はいいと思う?
「悪かったら、長年こうも横に置いちゃいないわな」
「ふふふ……」

11 相手のことを何で呼んでる?
「なまえ。呼び名が多いな、お互い」
「ふふ、そうですね、旦那さま」

12 相手に何て呼ばれたい?
「いまのままで」

13 相手を動物に例えたら何?
「よく小鳥にはたとえちゃいるが」
「んー……強いていうなら龍? お持ちの“天帝双龍ティンダイションロン”の影響かな」

14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
「なまえが持っているものは、ほぼ旦那さまよりたまわったものです。わたしが差し上げられるものは、この身を含めて、旦那さまはすべてお持ちですね」

15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
「……この金糸雀カナリアの身が至上のもの。これ以上なにか望むなんて、罰が当たってしまうわ」
「欲がねえなあ」
「あなただって、なまえになにも望んでくださらないくせに」

16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
「余所で信者を増やしてくるところだな。知らんうちに手駒増やしやがって」
「……なんのことでしょう、旦那さま」

17 貴方の癖って何?
「癖? 癖ねえ……なんかあったか?」
「そうですね……旦那さまは、朝、お目覚めになったときに手癖で御髪おぐしを掻き上げますね、左手で。そのあとよくわたしの首の後ろから髪をすいてくださいますが、無意識なのかしら……わたしの耳の後ろを親指の腹で撫でていらっしゃいましてよ。また、お煙草をお吸いになる際、箱のなかに残りの本数が少ないことにお気付きになると、ほんの少しだけ眉をお下げになりますが、それがまた本当にお可愛らしいんです。それに、」
「あー……なまえ、いつまで続ける気だそれ」
「あら、あら、なんて珍しい。もしかして照れていらっしゃいます?」
「ほんと性根が悪いな、お前」

18 相手の癖って何?
「癖ってえほどのもんじゃねえが、俺が呼ぶと目を細めるな。嬉しそうに」
「そういうものです」
「そういうもんか……」

19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
「ねえな」
「わたしもございません」

20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
「なにかありますか。気を付けます」
「特にないさ。まあ、勝手に鳥籠から逃げ出すのは勘弁願いたいが。迎えの手間をかけさせるなよ」
「それはあなたに理由がおありなことがほとんどではありませんか?」
「……言うじゃねえか」

21 二人はどこまでの関係?
「どこまでだとよ、なまえ」
「……どこまで、とは……。わたしの命はお捧げしているけれど。答えになっているかしら」

22 二人の初デートはどこ?
「デート……?」
「デート……?」

23 その時の二人の雰囲気は?
「……ねえ、旦那さま。いつかデートというものがしてみたいです」
「鉄火場はカウントせんか」

24 その時どこまで進んだ?
「鉄火場まで数に含めるのなら、あなた、とんでもなく浮気性な方ということになってしまいましてよ。妬けます」
「それもそうだ」

25 よく行くデートスポットは?
「……ねえ、旦那さま。以前わたしにくださった、セイロンの 茶園 ティー・プランテーション、ご一緒しましたでしょう?」
「あー……そういや、ンなこともあったなあ。税金対策にお前に名義替えした」
「ええ、あの茶園。あちらの方でまたお仕事がありましたら、なまえもお供させていただけませんか。茶園を眺めたいです」
「デート代わりに茶畑なあ……。まあ構わんさ、今度コッテの方に出向くときは連れてってやるか」
「はい、叶うなら。ありがとうございます、旦那さま」

26 相手の誕生日。どう演出する?
「誕生日? そういやいつだったか?」
「旦那さまが見初めてくださいました日が、なまえの誕生日です」
「そんじゃあ今年は祝うかね」
「まあ、驚いた。まさかあなたが先のお約束をしてくださるなんて」
「祝ってほしいのか祝われたくないのか、どっちかにしてくれ」

27 告白はどちらから?
「したか?」
「……しません、でしたね……」

28 相手のことを、どれくらい好き?
「ありきたりな表現で良ければ、この身も心も捧げているくらいには」

29 では、愛してる?
「要らんものをわざわざ手元に置いとく義理はないわな」
「ふふ」

30 言われると弱い相手の一言は?
「特に思い付かねえが……強いて挙げるなら、ヘソ曲げてバラライカのところに出奔したときのセリフだな。ありゃ事後含めて面倒だった。とんでもなく。お前の実家は空挺軍か」
「だって一度くらい言ってみたかったんだもの。映画やドラマみたいに“実家に帰らせていただきます”って」

31 相手に浮気の疑惑が! どうする?
「浮気? 金糸雀カナリアに関しちゃそりゃ杞憂ってもんだ」
「……旦那さまは、とても魅力的な御方ですから」

32 浮気を許せる?
「……ふふ、許すもなにも」

33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
「なにかあったかと勘繰るな、立場上。部下に状況を報告させる、か」
「デートしましょう、旦那さま……」
「分かった分かった」

34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
「すべて」
「一番って言葉の意味、知ってるか」
「では旦那さまは、なまえのどこを一番好んでくださっていますか?」
「……どこ、ねえ……」
「ねえ、旦那さま、それはありすぎて選べないということですか、それともまさか本当になまえの好きなところなんて、ないと……ッ、」
「下手な泣き真似はやめろよー、なまえ」

35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
「すべて」
「それ以外で答えられねえもんかね」
「難しいことをおっしゃいますね、旦那さま? 強いていうなら、お煙草の灰を灰皿へ落とす仕草、でしょうか」

36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
「いつも」
「心臓がいくつあっても足りんなあ、お前は」
「ふふ、まったくです。あなたのせいですよ、旦那さま」

37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
「旦那さまは、なまえの嘘なんてすぐに見破ってしまいますものね」
「ご丁寧に指摘してやる義理も道理もないがね。騙されてる奴らに教えてやりたいぜ。コレが吐くセリフは大概ブラフ――更々思ってもいないぞ」

38 何をしている時が一番幸せ?
「旦那さまのおそばにいるとき。……それと、朝、目が覚めたときにお隣に旦那さまがいらっしゃると、泣きたくなるほど幸福を覚えます」
「……ほんっとに欲がねえな、お前は」
「そうでしょうか、わたしほど欲深い女もいないと自覚はしておりましてよ」
「それも知ってるよ」

39 ケンカをしたことがある?
「喧嘩……してみます……?」
「小鳥と喧嘩? ぞっとしねえなあ、遠慮しとくよ」

40 どんなケンカをするの?
「んー……穏便に、お口をきかない、なんていかがです?」
「やってみるか? 俺は構わんがお前が先に音を上げるぞー、絶対」

41 どうやって仲直りするの?
「以前ミス・バラライカのところへ逃げたときは、お迎えに来てくださいましたよね」
「あんときの火傷顔フライフェイスの顔見たか? あんな面白ぇツラ晒しやがったのは、後にも先にもあれっきりだな」

42 生まれ変わっても恋人になりたい?
「そういう寒気のする夢見がちな展開に憧れてそうだな。小鳥みてえな女は」
「ふふ、いいえ。旦那さまは信じていらっしゃらないと思いますから」

43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
「その御目で、わたしを見つめてくださっているとき。なまえのためにお時間やお手間を割いていただいているとき」
「小鳥が存在していることかね」

44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
「ねえな」
「ふふ、そうでしょうとも」

45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
「愛情表現……おそばにいることを許してくださっているだけで、この上ないほど感じておりますが……。わたしは表現できているでしょうか」
「お前の顔見てりゃどんな馬鹿でも分かるさ」

46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
「どうかしら、明日のことも知れない身だもの」
「そう身構えんでも良いだろうよ、戯れさ。あえて選ぶならどっちだ、なまえ?」
「……もしも望めるのなら、あなたより後に」
「意外だな、看取らせる気かと思ったぜ」
そのときの・・・・・、あなたのご尊顔を拝したくて。でも、それだと困ってしまいますね。ペットは最期まで・・・・責任を持っていただきたいのですが……」
「そりゃ難儀だなあ」
「ええ、本当に。悩ましいです」

47 二人の間に隠し事はある?
「旦那さまは秘匿すべきことがたくさんある方だもの」
「いやに棘のある言い方だな」

48 貴方のコンプレックスは何?
「ふふ……内緒」
「お前に劣等感なんぞあったのか」
「あなたにだけは教えてさしあげません、旦那さま」

49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
「公認です!」
「隠しきれると思うか? 金糸雀カナリアが」
「最近、彪がわたしの恋愛話に付き合ってくれないんです……つまらない」
「やめてやってくれ、あいつそろそろハゲんじゃねえか?」
「だって、わたしの惚気話の相手になってくれるひとなんて、他に……ああ、そうだ、旦那さま、あなたの素敵なところをお話するの、お付き合いくださいませんか?」
「なんのプレイだよ」

50 二人の愛は永遠だと思う?
これ・・の命がある限りはな」
「ふふ……、そんなに甘やかさないでください。胸が痛いほど高鳴ってしまって困ります」
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