2022/05/13 まつげさん

まつげさん、メッセージありがとうございます!
ものすごい熱量の感想を目の当たりにして、開いた瞬間に思わずふるえました。
もちろん感動で!(笑)

ひとつのおはなしについて、これほど語り尽くしてくださるメッセージを頂戴したのは、わたしも長く字書きをしていますが、初めてではないかと思います。
「夏の野の茂みの姫百合」、ご覧くださってありがとうございます。
まつげさんもおっしゃっていましたが、花吐き病パロって「我々の世代定番」ですよね!わたしも大好きです。
花吐き病というネタに関して、ほんの数秒前まで自分の一部だったのに、どんなにきれいでも、切った髪とか爪とか、なんとなく嫌だなあってわたしも思っていたので、その不気味さを汲み取ってくださって嬉しいです。
お風呂の排水溝に溜まった髪の毛とか……めっちゃ怖くないですか……?
まつげさんに「長年気持ち悪く感じていた理由を具体的に表して頂きました!!!それだわー!ってなりました!」とおっしゃっていただけて、ヨシッ!とガッツポーズをしてしまいました。

>>「わたしを最も消費するのが、旦那さまでありますように」と心の底から願っている。
ここの!セリフ!実は!このおはなしを書き始めた一文目なんです!
まずこの文章が浮かび、次いで、
>>消費して欲しい。わたしを。
という文章を書きたい、と思って、「夏の野の茂みの姫百合」は書き始めたものだったんです。
そのため、まつげさんの「ここ、素敵すぎます、好みすぎます!!!この一文まじ最高です」、「はーーーー最高!!!メンヘラ女感、最高!!!!!最高すぎます!!!ありがとうございます!!!!!」とのお言葉に、もう……あの……伝わります……?
ものすごく嬉しくて、ちょっと泣いちゃったんです……。
一番書きたかったところを、好きだと言ってもらえるの、これほど嬉しいことなんですね。
まつげさんのおかげで知ることができました。

花吐き病パロというと、片思いという精神面のつらさ、お花とはいえ嘔吐している肉体面のつらさがメインだと個人的に思っているのですが、このはっぴーはーぴーの夢主は、つらい悲しいだけのか弱い女の子ではないだろう!と思っていたので、
>>これらはすべて張維新を思ってカナリアの身の内から溢れたもの。花弁のひとひらたりとも、他の誰かにくれてやりたくなかった。
に関し、「はー🤤🤤🤤女の嫉妬心丸出し最高ですね!!!醜くて可愛くて最高です」とおっしゃっていただけて、もう、書きたかったところをまるごと受け取ってもらえたんだな、とものすごく嬉しくなりました。
醜いのも可愛いところも、相反するものをぐちゃぐちゃに内に秘めているのがカナリアちゃんだと思っているので、お褒めいただけて嬉しかったです。

そしてまつげさんは、いつも、わたしの言葉選びを褒めてくださいますね……。
「陋巷」、ロアナプラにぴったりの語ですよね。
わたしがこの単語を初めて知ったのは、谷崎潤一郎の『異端者の悲しみ』を読んでいるときだったのですが、永遠の中二病患者つみ、ずっと覚えていて、使えたときは心密かにニヤニヤしておりまして、今回まつげさんに「ロアナプラを陋巷という単語ひとつで説明できるつみ様しゅごい…」と過剰にお褒めいただけてニヤニヤ笑いどころではないヤバイ笑顔になっていました。
自宅でメッセージをお読みしていて良かったと思います。
人前でしてはいけない顔でした。
>>過換気の症状
についても、実は、ストレートに「過呼吸」という単語を出すかどうか、最後までうんうん唸っておりまして、そこにお気付きくださるなんて……まつげさんこそが神なのでは?全智なのでは?と思いました。
言葉ひとつひとつを一生懸命探しているので、まつげさんのおかげで、報われた気持ちになりました。これからも切磋琢磨し続ける自分でありたいな、と思えます。まつげさんが、わたしの頑張れる理由のひとつです。

「あなたはわたしを好きですか?」って、カナリアちゃんは口が裂けても聞けないと思っています。
彼女の自尊心やプライドは「わたしは飼い主のもの」に由来というか、全ツッパしているので、それを疑うようなことは単純に「愛情を疑う」のみならず、「生きる理由が揺らぐ」のに繋がるのかなと。
だから言わせたくない……しかし言わせたい……と、ここの辺りの雰囲気づくりに非常に苦心していたので、はちゃめちゃテンションフルスロットルなまつげさんの感想の文面に、もうずっと満面の笑みです。
ニッコリです。

一番書きたかった文章は、前述したように
>>「わたしを最も消費するのが、旦那さまでありますように」と心の底から願っている。
なのですが、内容としては、まつげさんがおっしゃった「綺麗な花と言えど、吐くという行為をすきなひとの前でするのも嫌だし、それが報われない恋の証拠となるなら尚更見られたくないって気持ち」を最も書きたかったので、もう……ここまで汲み取っていただけることある……?と泣きました。
なんのために「両思いだけど花を吐くレアケースだよ」という特殊設定にしたかというと、ここのどうにもならない感情を表現したかったからなんです。
まつげさんがそこを完璧に受け取ってくださっていて、もう……もう……なに……?なんと表現したら良いか分からないほど感動しました。
ありがとうございます。
ありがとうございますばっかり言っていますねわたし。
語彙がなくてすみません。

そして、報われぬ恋に悩むの、普通の女の子って感じがしますよね。
いえ、報われぬ恋ではなかった訳ですが……。
お読みくださっている間、どうして発症したんだろう……?と、いろんな疑念やifを思い描いてくださっていたことが、まつげさんの文章から伝わってきて、ものすごく嬉しいです。
いろんな想像や予想をしながらお読みいただけるの、書き手冥利に尽きます!

おっしゃる通り、「花吐き病が発症したことで、カナリアちゃんの弱さが見えて嬉しいです。普通の恋する乙女じゃん…みたいな💓」なんですよ!
そう!あの子!根は!わりと普通!
でも素直におしゃべりできない!
張さんみたいなひとに、「わたしだけ見ていて」「他の女なんて見ないで」って言えないじゃないですか……!
鬱陶しがられて遠ざけられるのが目に見えています。
というかそもそも、そういうわめき方をする厄介な女には、はじめっから手を出さないような気がします。あのひと。
リスク管理がしっかりしていらっしゃる……。
わたしのような激重感情女は、捨てられる前に、そもそも手を付けてもらえなさそうだと常々思っています。
つら……好き……。
わたしのねじまがった性癖にお付き合いくださって、本当にありがとうございます。
自作についてすごい語るじゃん……と我ながら思うのですが、まつげさんが……一文一文、一語一語にすさまじい熱量のお言葉を向けてくださるものだから……仕方ないんです……。

こちらこそ、勢いに任せたお返事を長々とすみません。
あんまりにも嬉しくて、まつげさんのお言葉ひとつひとつにお返事がしたくて、気付けばこんな有り様に……。
自分のために書いているにもかかわらず、お読みいただけて、それだけではなく、胸がいっぱいになれるお言葉をいただけるなんて、こんなに幸せなことがあるでしょうか。
以前にもお話しましたが、好きでやっていることだからと己れを戒めているのですが、あまりにまつげさんがお褒めくださるものですから、「もしかして……わたし……すごいのでは……?」と錯覚しそうになってしまいます。
怖い!自分が怖い!調子に乗るな!!!!(自戒)

まつげさんからいただいたお言葉をそのままお返しします。こちらこそ、幸せにしてくださるご感想をたくさんたくさんありがとうございます。
おかげで、書くことがもっと好きになりました。
たくさんの「好き!」に、苦しいくらい胸がいっぱいになっています。

時節柄のお心配りもありがとうございます。
このところ、毎晩寝るときに「毛布一枚でいいの!?おふとん要る!?」と混乱しています。
お洋服選びも妙に難しくないです……?
人生何十年目かなのですが、季節の変わり目のお天気、こんなに難しいものだったでしょうか……?これもしかして毎年言っている……?
まつげさんもどうぞご自愛くださいね。
わたしは日々はちゃめちゃハッピーに生きています!
この胸いっぱいの感謝がどうか伝わりますように。

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