没文/ねむたすぎるぜー

2010/04/22 19:48

今寝たら10時に寝れんくなる。最近健康志向ですエヘッ!一年生に学校生活を教えるという行事があったのですが、今年の一年生はノリが良すぎてついていけません…




▼没文(中途半田おいしいです)


最初は春の終わり頃だった。長い階段をエンヤコラと登りきったその先に彼は居た。彼の扱う鋼タイプは私のパートナー達と相性が悪かったから(というのは単なる言い訳であることを今ではしっかり理解している)コテンパンにやられてしまった。

「またおいで」

嫌みすら感じられる整った笑顔のなんと憎らしいことか、ホウエン地方ポケモンリーグの頂点に立つ彼の実力を身で知った初戦での苦い思い出である。


次に挑戦したのは秋の入り口、残暑が緩まった涼しい日だった。階段で蹴躓いて臑を抉ったのは今でこそ痛かったなあと言えるが、当時はその場で悶絶した。きずぐすりを使ってみたがさすがポケモン用といった所か、染みて痛みがとんでもなくなっただけだった。
ダイゴさんとの戦いは技マシンでタイプの壁は乗り越えたものの、問題はレベル差だった。あと2体といった所で私は負けた。

「随分強くなったじゃないか」
「嫌みですか」
「まさか、本音だよ。僕に勝つにはまだまだだけどね」
「嫌みですね」
「もちろん!階段で転ぶような子にはまだ負けられないからね」
「見てたんか畜生!」



考えていた展開と大きく外れてしまったため没。

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