※弾カイ弾 ※ほんのり青→白? 「好きじゃないんだ」 「べつに、好きなわけじゃない」 「だってそうだろ?おかしいよ、普通に考えて」 「俺のこれは、ただの羨望。キャプテンで、実力もあって、いつも堂々としてて」 「だから違う」 「これは違うんだ」 違う、違うんだよ。ぷつりぷつりと言葉を切りながら話す青銅はいったい、どこに向かって言い訳をしているのだろうね。 「それで、俺はどうしたらいいの?」 「え、」 「青銅は俺にどうしてほしい?」 ちょっと嫌な聞き方だったかもしれない。俺、深く考えるの嫌いだし。しかし俺は無視出来るほど肝の座った人間でもなければ、青銅は俺の中で無視出来るほど存在の軽い人間じゃない。困ったもんだね、だからこうして青銅の自己暗示的ななにかに付き合う羽目になる。 「俺は、べつに」 「うん、白竜のことをそういう対象として見ていない、でしょう」 「………」 「あれ、違った?」 「…………わ、からない」 「………」 「…わから、ない、んだ」 へたりと床に座り込んでしまった青銅の背を擦る。暫くわからない、ごめん、と繰り返していた青銅は、そのまま落ち着きを取り戻すとすぐ笑顔を貼り付けてグラウンドへと戻っていったのだった。ああ、これでいったい何回目だったっけ。 ∴はてその行為に意味などあるのでしょうか 休憩中のやりとりとかそんな感じ 弾カイ弾にはひたすら幸せでほのぼのしててほしいです(言ってることとやってることが違う) |