少しずつ、わかりにくいかもしれないけれどそれは確かな足取りであるのだ。彼の時間はちゃんと、歩んでいる。彼の足はちゃんと、進んでいる。ひそりと啜り泣く彼をひいてゆっくりゆっくり、それでも前へと。
∴叶うことならその足取りを見届けるのは僕でありたかった
( 1204 )
←
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -