肉まん





ガララッ

「繋心さん、こんにちは」

「清水、っあー、えっと…、お、弟の方…」

「___です」

「それだ!!悪いなー、まだ覚えてなくて」

「大丈夫です、清水であってますし」

「つーか、せっかく部活休みの日にここに来るってどうなんだ?」

「肉まんおいしいんで。繋心さんって料理得意?」

「あのなあ、肉まん解凍するのに料理得意もクソもねぇよ」

「でもおいしいし、…あ、繋心さんだから、ですかね」

「ッ!!………お前…、その手口で商店街のおばちゃん達を虜にしてってんだな」

「バレました?」

「バレるわ。おら、肉まん」

「ありがとうございます。じゃあまた」

「おー。気をつけてな」




「はふ、ひゃっふぁほひひ」
    (やっぱおいし)




(お金はちゃんと払ってます。得意?って聞きながら小銭置いて、それ見て個数を理解する繋心さん)


 
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