dia一也 ただしくつかいましょう R18?




モブ視点。

ヤバイ。いや何がヤバイって隣の個室で致している音がするのがヤバイ。荒い息とカチャカチャとバックルを外す音がやけに響いている。便所ってどうして防音じゃないんですか教えてエロい人。

でもぼっちで便所飯してる俺に安息の地(昼休みに誰も来ない副科目棟の人気のない便所)はここしかないので出ていくことも出来ない。ふええリア充で溢れかえってる教室こわい。俺のイスに勝手に座らないでよう。せめて友達がいればな…なんて現実逃避になっていない現実逃避をしている間にも隣の個室ではスピーディーに事が進んでいる。

おいおい俺が先にこの安息の地にいたんだぜ遠慮しろよ!確かに俺が入った個室は1番奥だから気づかなかったのかもしれないけど!ってやばいよおおおおもしかしなくてもホモ!?男2人のくぐもった声しかしないんだけど…!せ、せめて3PのNLであることを願っていたが、その希望は「ああんっ!」という喘ぎ声に打ち砕かれた。完全にホモォです本当にありがとうございました、じゃねえよ箸進まねえようわああん。


「声大きいよ、外まで聞こえてるんじゃない…っ」

「はあっ、___が、あ…っ、はげし、っ、…からだろ…あんっ!」

「一也が淫乱だからだろ?」

「っ!ちが、!あっ、あっ、だめ、だ!、ああっ、そこ…っぐりぐり、すんなよぉ…っ!も、いく…っ」


ひいいやめたげてえええ!俺のためにももうやめてよおおお!ぐちゅんっだかぐぷんっだか分からない完全にアウトな水音と相撲のぶつかり稽古並の肌を打つ音。もうやめて、俺のライフはゼロよ。ぶつかり稽古とか見たことないけどね!もうだめだ!流石の俺でももう耐えられない!出よう!!

慌てて個室から出たためか、バタンッと扉が閉まる音が便所に響き渡った。あ。

「ひっ!?っんん゛んーーーーッ!!」


ああ…ごめんなさい御幸くん…。___くんもごめんなさい…。イケメンの御幸くんと人気者の___くんがそういう関係だったとは…リア充ってホントこわい。もうしばらく俺はぼっちでいいや。

prev next
to list


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -