opロー おあずけ R15




「___…っ」

「キスはオアズケだぜキャプテン」


頬に可愛らしくチュッと口づけると、不満気な視線がビシビシ突き刺さる。さっきまでフェラしてた口でキスを強請られてもなァ。おれはおれのペニスにキスした口にキスなんざしたくない。当たり前だろ、きったねェ。ペニスを舐めんのも精液を飲むのもローのしか無理だ。他のヤローは無論、自分のだって吐き気がする。気持ち悪ィ。


「…んなの知るか。船長命令だ、キスしろ」

「後でな」

「今すぐ」

「セックスが終わって口ン中濯いだ後でな、ロー?」

おれだってアンタにキスしたいんだぜ?

本気半分ご機嫌取り半分でそう笑って見せるとギロリと睨めつけられた。見慣れてしまった凶悪な顔を無視して突っ込むと悲鳴じみた色気もクソもない嬌声が上がる。むしろ嬌声に見せかけた悲鳴かもしれない。ぐちゃぐちゃに泣きながらキャプテンの言うことには、お前なんかおれの精液をおれに飲ませるくせに、だと。当たり前だろ。アンタのは汚くねェし、それに自分の精液を飲んで興奮してるローは最高にエロい。


「ってことで、今日もおれの身体についたアンタのこれ、舐めてくれよな?」


真っ白に汚されたおれの腹筋にキャプテンの顔を押し付けると、少ししてからぺチャぺチャと舐めだした。ああ、チンコ起たせながら泣いてんじゃんスッゲーかわいい。キレイに出来たら、口濯がなくてもキスしてやろうかな。今ならアンタの口はアンタの味がするだろうから。


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