ある日ある場所である男がある男に会いました。それが運命的な出会いになるなんて、誰も思いはしませんでしたが。 「一目惚れです、結婚してください」 「触んなクソ野郎!俺に触っていいのはレディだけなんだよ!!」 「おんもしれー!コイツ仲間にしようぜ!」 「オイコラクソ船長飯抜きにすんぞ」 「サンジ、サンジ」 「ああ?………何だそのカッコ」 「ナミとロビンにしてもらった。どうだ、女に見えるか?」 「お前がレディに見えるんなら俺は眼科に行くべきだな」 「サンジ目ぇ悪いのか!?医者ー!!っておれが医者だー!!」 「「落ち着けチョッパー」」 「サンジ、買い出しなら俺が行こう。サンジはレディと楽しんどけ」 「お、良いのか?」 「ああ、行ってこい」 「んじゃあお言葉に甘えて」 「………良いのかお前」 「何がだゾロ?」 「お前ラブコックが好きなんだろ」「だからこそ、だ」 「…意味分かんねェ」 無償の愛を捧げることが生き甲斐な主人公。愛し返されると挙動不審になる。 「好きだぞサンジ」 「___、その、お、おれも、す、す、す…っ」 「!、さ、サンジ、ナミが呼んでるぞ」 「えっ、あ、おい!どこ行くんだよ!」 「頭を冷やしてくる(物理的に)」ザッパーン 最後は逃げる主人公をサンジくんが追い詰めてハッピーエンド(たぶん) to list |