DC=コナンです。百合。 世良真純は私の可愛い可愛い恋人である。男の子に間違うなんてとんでもない!だって真純はとってもいい匂いがするし、手も足も顔もちっちゃくて可愛らしいし、あの大きな瞳と長いまつ毛は麗しいったらないし、何と言っても! 「___!また告白されてただろ!ちゃあんと断ったんだろうな!?」 ころころ変わる表情が愛らしい! 「もちろん!私が愛してるのは真純だけよ?」 ぎゅうっと抱き締めると彼女は顔を真っ赤にして照れてしまう。もしょもしょと、普段の快活な彼女からは考えられないくらいの小声で、そんな恥ずかしいこと言わなくていい、と言われた。ああもう可愛い! 「ねえ真純、それなら貴女の口で塞いでもらえる?」 モデルのような体をしている真純は、私より少し背が高いから上目遣いになってしまう。わざとじゃないのよ。これに真純が弱いからって、わざとじゃないわ。 真純を壁に押し付けて、綺麗な細いその足を厭らしく撫でる。真純は薄く涙を張った宝石のような瞳で私を見た。 「……やだ。君がボクにしてよ」 するりと首に回された腕に、私は心臓がぐつぐつ煮立つような感覚がした。この小悪魔ちゃんめ。そんなところも大好きよ。 to list |