HQ鉄朗 わかげのいたり R15




「んっ、んう、ぢゅ……っ、はぁっ、……っんん゛ーーっ、ぷはっ!、はあっ、はっ、っおい!」



激しい口づけのあと、すっと___が俺の視界から消えた。下を見ると、アスファルトの地面と、あいつの派手な髪と、その手が外気に晒された俺の太ももに添えられたのが見えた。ぴちゃりと、言うのも憚れる所を舐められた。外で何しようとしてんだコイツ。



「ァ、っ、やめっ、…っん、はあっ、ここ、外、だぞ、ッ!、ひうっ!?」



にゅる、と入ってきた舌に、身体が勝手に震える。ああダメだ、気持ちよくなってきやがった。するだろうな、と思って準備してきたのが裏目にでるとは。荒々しく抜き差しされるそれに快感と、物足りなさを、感じる。ああ、ホントに、ダメ、だ。元々俺は強く攻められるのに弱いのだ。普段控えめな___が相手なら、尚更。



「やめっ、ろ、ってぇ…っ!、うあっ、 あっ! あっ、あっ、ダメっ、 もっ、あんっ、ダメ…っ!」



も、いく…!

そう思った瞬間、散々嬲って満足したのか、ずるりと舌が抜かれた。それにすらゾクリと快感が体を這うが、達せれない。もっと大きくて、硬くて、熱いものが、欲しい。___が、熱っぽく息を吐いた。ああ、くる。今から訪れるだろう刺激に、そっと目を閉じる。












ちゅうっ

「っひう!、な、に…、」

「……これで、我慢するね」



熱のこもった目を細めて笑いながら、俺にズボンを履かせようとする___に腹が立ってきた。吸い付かれた内腿が熱い。おい、焦らしとかじゃなくてマジな顔ヤメロ。俺のも、お前のも、どう考えても道歩けねぇだろうが。ぐいっと___の襟元を掴んで引き寄せる。



「最後、まで、しろよ…」



真っ赤になった___に、キスをした。

 
 
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