バンパイア・マウンテン 1/23





ラーテンの故郷を後にして
早6年、そろそろ
バンパイアマウンテンに行く頃かなー
って思いつつ適当に
過ごしていた今日この頃

とりあえず原作のほとんどは
まだ覚えたままで
昔との記憶力との差に
驚くばかりだ

うんまぁ何だろうか
もうここまで来たら
何でもありだね☆

「おぃラナ」

「ん?何?」

夜遅く私の寝る間際に
ラーテンがトレーラーを訪ねてきた

「荷物をまとめておけ
明日からバンパイア・マウンテン
に出かけるぞ」

「そっか6年前に
言ってた総会があるんだね」

「あぁよく覚えているな」

そりゃね原作通りだもの
とか言えないから

「うんまぁ
印象的だったから」

とでも言っておこうかな^^
まぁラーテンは「そうか」とか
言ってからとっととトレーラーを
出て行った

全く…つれない
おっさんだな…
だからエラと別れるんだよ

「さてトラスカ、
ラーテンの言った通りみたいだよ」

「フフ大変ねあなたも」

「うんまぁねでも
何とかなるんじゃないかな」

今回も上手く事が
進むといいけど…

そういえば私が
元帥になったなら
血の石に私の記憶を
入れる訳だけど…

あれって色々まずくね?
だってさー記憶
バリバリ見られる訳でしょ…?

…うんまぁバレた時にでも
色々考えようか

「さて色々準備しないとね」

とりあえずマダムの檻に
近づいてマダムに話しかけた

(これから凄い寒い旅を
しなくちゃいけないけど
マダムも頑張ってね?)

(…嫌って言っても
連れてくんでしょ…?)

(うんまぁ…でも
マダムにはあそこで
良い事があるかもね)

(良い事って…
まぁそれはお楽しみ
って事ね貴女らしいわ)

(フフ褒め言葉として
受け取っておくよ)

とりあえず寝る前に
要りそうな荷物を少し
確認してから
眠くなって来たから寝た



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