ﾊﾞﾝﾊﾟｲｱ・ｸﾘｽﾏｽ 1/13
あれから１年位
特にたいした事も無いまま
私達は巡業を続けていた
まぁ変わった事と言えば
これから大変になるって事で
身体を鍛えた位と
私がﾊﾞﾝﾊﾟｲｱっぽくなって
来て色々敏感になった事と
ｴﾌﾞﾗが大きくなった事かなぁ
ｴﾌﾞﾗもう立派な思春期で
私と部屋は別になった
因みに今はﾄﾗｽｶと一緒のﾄﾚｰﾗｰで寝てる
まぁ私は思春期なんて
生まれ変わる前に置いてきたから
気持ちのぶれなんて全くなかった
まぁ言って何だもう魂は
三十路だぜ？
幾ら成人した事無くても
まぁこれだけ生きてればこうなる
うん、やっぱ私歳とったな･･･
「犬の死骸見つけたんだけど
ちょっと臭いからﾘﾄﾙﾋﾟｰﾌﾟﾙが
嫌がるかな、ﾗﾅ？」
「ん別に大丈夫じゃない？」
あのR・Vを食べた程の
ﾘﾄﾙﾋﾟｰﾌﾟﾙだ大抵の物なら
全然大丈夫だと個人的に思う
街でﾘﾄﾙﾋﾟｰﾌﾟﾙ達の食べ物を
探すのは一苦労でまぁ
ﾀﾞｽﾄﾎﾞｯｸｽも漁る
因みに今は夕方
まぁ目立つしこの
位の時間がちょうどいい
「あこれ十字架じゃん」
長太郎のと似てる（歓喜
ちょうど首に掛けれる
ﾈｯｸﾚｽだったからうん
持ち帰ろうこれ
この世界に来て凄い経つけど
生前のキャラの愛情は
消えないんだぜ☆
「あれﾗﾅ
それどうしたんだ？」
「ん、拾った」
「なんかﾊﾞﾝﾊﾟｲｱが
十字架してると変な感じがするな」
失敬なって言っても
私無宗教だから
普通に失敬な訳だけど
とりあえずﾀﾞｽﾄﾎﾞｯｸｽの中に
なんやかんやあったから
袋の中に詰め込んで
ﾚﾌﾃｨに渡した
勿論私はお風呂行き
だって臭いし
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