不意打ち





外でのデートを終え家に帰って来た
我輩達であったが…

…なんだ…これは世に言う
生殺しという奴か…

一日遊んで疲れたのか
ラナは我輩の膝を
枕にして寝てしまった

恋人を膝枕する気分は悪くないが…
それにしても無防備過ぎる…

(足が痺れて来たが…
寝顔が愛らし過ぎて
むっ無闇に動けんではないか…)

何十分とラナの
寝顔を見続けたが

やはり愛らしい

今にでも唇を奪ってしまおうか
と言う気分になるが…

我輩達はまだ一度も
接吻をした事が無い訳で
今してしまってラナに

「ラーテンさん…寝込むを襲うなんて
最低です!!
そんな人だったとは
思いませんでした」

とか言われてしまった末には
我輩は太陽に焼かれて死んでも
構わないとか思う程の
絶望感がやって来るだろう

そんな生殺し状態で
唸っていた所で
ラナの腕が首に伸びて来た

「…ラナ、起きたのか?」

ラナの顔が至近距離にあるが…
どうも寝ていて
寝ぼけているようだ

「ラナ…」

自然と我輩の話す位置が耳元になってしまい
ラナの名前を囁いた瞬間

唇に暖かさを感じた

我輩のみぞ知る

(ラナ今っ…)
(うにゅ…ラーテンさん
どうしました…?)
(今まで寝てたのか?)
(寝ちゃってたみたいですね^^
おはようございます)
(…orz)

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アンケのリクの
クレプーと恋人同士で
夢主は天然で、なかなか
手を出せないヘタレなクレプーw
から作成(笑
あんま天然具合がでてませんが
これで許したって下さいorz
またもや何時かまた
挑戦したいです(←




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