バンパイア・マウンテン 8/23





夕方に起きて
ストリーク達と遊んだりしてたら
ラーテン達が起き始めた

「ふぅむどうやら
我が輩達の親類と
出会ったようだな」

「オオカミとバンパイアは
血族なんだっけ…?」

「あぁそうだ
まぁ伝説なのだから
真偽は分からんが」

まぁ別にストリークに
名前を付けた時は言わない
事にしたラーテンが何か
言いそうだしねー

私がストリーク達と
わふわふしてたら

ラーテンが女のオオカミに
手をさしのべてたけど
ちょっと唸られて
ラーテンは手をひっこめた

「ラーテンには懐かない
みたいだねぇ」

女のオオカミにこっちに
おいでって仕草をしたら
飛び込んで来てくれて
またわふわふした

「我が輩は昔から
オオカミの扱いが
うまかったのだが…」

少し凹んでいるみたいだ
うんまぁ原作じゃぁ
ラーテンは懐かれてたん
だけどねー

残念だったね☆

少し自慢げに
わふわふしてたら
そろそろ移動する
みたいで荷物を詰め込んで
出発した

急がないと総会に
間に合わないらしく
私達は森の中を走る事にした

何とか私はラーテン達に
付いて走った
まぁラーテンも紳士だから
手加減して走ってくれたけど…

「オオカミ達は狩りみたいだね」

私達の後ろで走っていたけど
私達を追い抜いて
森の闇へと消えて行った

走り続けて夜明け
近くになったから
とりあえず野宿の
準備をしてたら

ストリーク達が戻って来て
わふわふしてから
一緒に寝た



- 65 -


【BACK】


「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -