ﾊﾞﾝﾊﾟｲｱ・ｸﾘｽﾏｽ 13/13
着いてからﾗｰﾃﾝは
ﾐｽﾀｰﾄｰﾙに挨拶してから
すぐに自分の棺に
潜り込んだらしい
らしいってのは
私が半分死にかけていた
のをﾄﾗｽｶに預けられて
目が覚めたら
私はﾍﾞｯﾄの上に居たからだ
うん全部ﾄﾗｽｶに教えて貰った
「さてﾄﾗｽｶ起きたばっかだけど
ﾒﾘｰｸﾘｽﾏｽ」
ﾄﾗｽｶには化粧道具をあげた
「まぁありがとう
私ﾗﾅがこんなに早く
帰って来るとは思わなかったから…
そうだ普通にﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄしようと
思ってたんだけどﾒﾘｰｸﾘｽﾏｽ」
私がﾄﾗｽｶから貰ったのは
ﾄﾗｽｶとお揃いの民族衣装だった
「ありがとうﾄﾗｽｶ」
「いいのよ
何だかわが子に
あげる気分だわ」
その後お風呂に入ってから
ﾄﾗｽｶの服を着て
ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを持って
ｴﾌﾞﾗのﾃﾝﾄに向かった
「ｴﾌﾞﾗ今居る？」
「あぁうん居るよ!!
入って!!」
ﾃﾝﾄを捲ると
凄い完全防備した
ｴﾌﾞﾗが居た
「えっとｴﾌﾞﾗなんで
そんなに完全防備？」
「だって凄く寒いんだもん!!」
そっか蛇だもんね
「それじゃそんな
ｴﾌﾞﾗにﾒﾘｰｸﾘｽﾏｽ」
ｴﾌﾞﾗには何となく
CDﾌﾟﾚｲﾔｰとCDを送った
確かﾀﾞﾚﾝは
これあげてたしね
「わぁCD？うんこれ
こないだﾃﾚﾋﾞ見た時に
俺が興味持った奴だよ!!」
わぉそんな感じの
展開かΣ(゜д゜*)
「そっかそれ買って
きてよかったよ」
「うん本当にありがとー
俺も考えて帰って来ない
かと思ったんだけど
買って来たんだぁ
はぃこれﾒﾘｰｸﾘｽﾏｽ」
ｴﾌﾞﾗから渡されたのは
真っ赤なﾏﾌﾗｰだった
「おぉありがとう＾＾」
折角だから首に
ﾏﾌﾗｰを回した
「さてとｴﾌﾞﾗ
ﾏﾀﾞﾑは元気？」
「うん元気だよ
ほらそこに」
少し温めるように
置かれたﾏﾀﾞﾑの檻に
近づいた
（ﾏﾀﾞﾑただいま）
（やっと帰って来たのね
ここ寒かったのよ…）
（ごめんねー
多分明日からは
少しは暖かいと思うから）
ｴﾌﾞﾗは私が何を言ってるのか
分からないみたいで
後ろで？ﾏｰｸを飛ばしていた
「それじゃﾏﾀﾞﾑ回収してくねー」
「うん、他の蛇は皆
寝てるし挨拶しても
無駄だからねー」
確かにほとんどの蛇が
毛布とかに入ったり
絡まったりしながら寝ていた
「それじゃまた夕方にねー」
「うんじゃぁまた」
とりあえずﾄﾚｰﾗｰに戻って
ﾏﾀﾞﾑを置いてから
ﾏﾀﾞﾑの食べ物を貰いに
行くのとﾚﾌﾃｨにﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄする
為にﾄﾚｰﾗｰを出た
「ﾚﾌﾃｨはぃこれあげる」
ﾚﾌﾃｨに手渡しで
青色のﾏﾌﾗｰを渡した
そしたら空気を読んで
自分で首にかけて
私みたいに巻いてくれた
「ありがと＾＾」
ﾚﾌﾃｨの頭を少しなでてから
厨房に行って肉を分けてもらって
ﾏﾀﾞﾑに食べ物をあげる頃には
だいぶ日が落ちてきていた
因みに起きてきた
ﾗｰﾃﾝにあげたｸﾘｽﾏｽﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄは
紳士用下着『ふんどし』だ
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