バンパイア・クリスマス 6/13





街について数日間
まぁ私は騒音とか異臭
とかと戦っていた

まぁ今は少し慣れたけどね

昔は感じなかった音が
バンパイア効果のせいで
きつくなってる訳だ

(さてとりあえず
テレビでも見るか)

テレビを付けたら
シンプソンズがやっていた
そういえばダレンとエブラの
お気に入りのアニメだっけなー

何故かこれのチェスが前世に
あったっけ・・・
私以外チェス出来ないのに
何で買ったんだろ・・・謎だ

(はぁ・・・
そんなに面白くないなぁ)

日本のアニメが懐かしいなぁ
リボーンなんてギャグの時から
読んでてアニメ化して
声に絶望したっけ・・・

五話寺とか超なつい

(暇だから外にでも出るか)

とりあえず部屋に鍵をかけて
コートと耳当てと手袋をつけてから
外に出たイギリスの冬は寒いもんね

ある程度お金は貰ってるから
色々不自由は無い

ぁちなみにラーテンとは部屋が別で
今は疲れて倒れるように寝てる

あんまり食べ物をとってなくて
色々心配だけどまぁなんとか
なるんだろう(多分

夜は小説通りバンパニーズの
探索って所かなぁ

ラーテン頑張れよ

(さて街の方でも行って
何か小説でも買うかなぁ)

やっぱり生まれ変わって
海外だからねぇ
読みがいがあるんだよねぇ

とりあえず最近私が
通っている本屋に入る

「おっラナ
また来たのかよ」

「おぅトミー私は暇なのだよ」

本屋の店長のトミーとは
かなり仲良くなった

「お前どんだけ本読む気だ」

「読めるだけかなぁ」

「お前読み終わった本
すぐ古本屋に売るなよなぁ
俺の商売になんねぇだろ」

だってねぇあんまり持ってても
あれだよ荷物になるからねぇ

「こっちは旅人だからねぇ
あんま持ち物増やせないんだよ
あとお金もそんなにないし(笑」

あそこの古本屋のおっちゃん
結構高く買ってくれるんだよねぇ
なんか定価よりちょっと
安く売るらしい

まぁそっちで立ち読みしちゃう
人とか結構居るんだよねぇ

「もういいお前は
全部立ち読みしてけ
俺が認める
読む時は奥で読めよ」

「勿論」

とりあえずトミーに
奥の部屋に
通して貰う

まぁここには
売らないけど
置いてある本が
あるんだよねぇ

所謂趣味だ

トミーが言うには
認めた奴にしか
見せないらしい

「トミーこの本何語?」

「ぁ゙ん?
そりゃハナモゲラ語だ」

何故タモリのΣ(゚д゚○)
いや分かる人居ねぇよそれ
そもそもハナモゲラのネタ
分かったら私は抱締めてぇ

と言うか私も前世でその時代
生まれてなかったけどねぇ

「トミー読めるの?」

「俺に読めねぇ物は無ぇ」

その後トミーが後ろで
ガサガサ本を隠してた

「おぃトミー今
隠したのは何だ!」

「チッこれだ」

っ【ハナモゲラの全て】

うん結構詳しく
書いてあるんだけど・・・

「うんなんか
面倒だからいいや」

その後良い感じの表紙の
本を見つけたから読み始めた

それから数時間
本に集中してたら
トミーが話しかけてきた

「おぃラナ」

「ん?何ぞ?」

「あぁ・・・何か知らんが
若い男の子がお呼びだぜ?」

誰だろうねぇ

「ん誰がお呼びかな?」

「ぁちょっといいかな?」

結構イケメン気味の男の子だった
うん見た事ないなぁ

とりあえず店内で
話すのもあれだから
外に出た

「それで私に何か用?」

「あのさ君最近ここに
毎日来てるよね?」

「あぁうんそうだねぇ」

暇だからねぇ

「いや俺の家
あそこなんだけど
最近良く見るなって思って
話して見たかったんだ」

何てさわやかな・・・

「ぁちなみに俺の名前は
デビット・ヘムロック宜しく」

デビットぉぉぉおおおΣ(゚д゚○)



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