バンパイア・クリスマス 2/13





「ふぅいい湯だった・・・」

お風呂から出るともう夜で
ラーテンが起きて来ていた

「おぉやっと出てきたか」

「おはよラーテン」

「あぁ」

ご飯作んないとねぇ

「朝ごはん何がいい?」

「うむ軽い感じの物を頼む」

軽いもんねぇ
まぁソーセージに
目玉焼きってとこかなぁ

とりあえずバンパイアになって
動きが軽快になったから
手早くこなして
ラーテンの前に出した

「はぃお待ち」

「・・・何時もどおり早いな」

うんそれよりねぇ
なんか遠くから気配
がんばって消して来てる
人が居るんだけどねぇ

ハァハァゼィゼィしてんだけど・・・
深夜組のコミケ帰りかよ(笑

とりあえずバターナイフ投げてみるか

三【ナイフ】

「うぉ、おぃ
危ないじゃねぇか」

「ククッおぃガブナー、
子供も脅かせなくなったのか」

魂は三十路だけどね☆

「いやこのお譲ちゃんが
敏感過ぎるのがいけないんだぜ?」

ふぅやっぱりガブナーか
ハァハァハァ言ってて
良く分かったよ

「ラナ、こいつは
ガブナー・パールと言ってな
まぁ我輩の古くからの友人だ
ガブナー、この子ラナ・シャンだ」

「宜しくガブナーさん?」

「ガブナーで構わん」

「じゃガブナー、
私もラナでいいよ」

ガブナーが来たって事は
話がまた進んでいる証拠

そろそろラーテンの
立場が悪くなる前に
話さなきゃね

「ラーテン、ガブナー、
話があるんだけど」

「何だ、急に改まって」

「いやとりあえず話を聞いてね」

「まずガブナー、私が半バンパイア
って事を知って欲しい」

「はっ?ラーテンどう言う事だ
こんな子供を!!」

やっぱり知らなかったんだね
原作通り

「まぁまぁ落ち着いて
今まで隠してたけど、
転生前の記憶があるから
魂的には三十路なのよ」

「それなら
年齢の問題はねぇが…」

「バンパイアの掟の事でしょ?
転生前の世界で
バンパイアのを文献を見て
ほとんどの事は知ってるから
自分の意思でなったって事を
言っておきたいね」

とりあえず凄い
怪しい目で見られたけど

行った事ない場所とか
エバンナの事とか
血の石の事とか色々
話したら納得してくれた

「ラナ、何故もっと
早くに言わなかったんだ」

「だってラーテン怪しむでしょ?」

「まぁそうだが…」

「まぁいいじゃねぇかラーテン
これで裁かれずに済むぞ」

うんよかった
これでラーテンの立場は安泰だ

「しかしだラーテン
一様この子を連れて
総会に来てくれないか?
やっぱり一様魂は三十路でも
見た目は子供だからこの子に
証言して貰わんとな」

「…仕方ない…分かった」

その後ラーテンに話が
あるって事でガブナーと二人で
ラーテンのトレーラーに入って行った

そういえばあの二人って
忘れてたけどあれだ
一緒の棺で眠った事
あるんだよね(笑

なんておいしい(←
腐女子にはウマウマだ



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