若きバンパイア 25/26





次の日
エブラの蛇が
ついに病気にかかった
話が進んでいる証拠だ

(ナギニ大丈夫?)

(大丈夫デハナイカラ
コノ様ナ姿ナノダゾ・・・)

(それもそうだねぇ
何か欲しいものはない?)

(鼠・・・鼠ガ食ベタイ)

(よしナギニに為に取ってくる)

そう言ってテントから出たのが
早2時間前、鼠を結構Getして
ナギニ以外の子にもあげれる
位とって来た訳だ

まぁ残ったらリトルピープルの
食べ物に回せばいいからね

それより私の後ろを追跡してる
人が居るんだけどねぇ

まぁあれだね普通にR・Vだ
私が普通に歩いてる事を
良いことに気付かれてない
と思って着いて来てる

いやまず異臭がするからねぇ

とりあえず逃げるか

とにかく直線じゃなく
少しくねりながらテントに戻る

とりあえずエブラに鼠の入った
袋を渡してからトールの元に向かった

トールはトレーラーの中に居るらしいから
トレーラーに行って扉をノックした

「なんだラナかどうした」

「この近くに居る
環境戦士の事ですが・・・」

とりあえず
環境戦士がサーカスを見て
ウルフマンとかマダムに殺られた
ヤギとかサーカスを色々
嗅ぎ回っている事を話した

「そうかよく報告してくれたな
幸いまだ今晩のチケットは売って
ない、早速荷物をまとめて
さっさとずらかるぞ」

さすがトール
ダレンシャンから話は
変わっちゃうけど
とりあえずこれで
何とかなればいいなぁ

小説みたいな展開は
私は欲しくないからね

何と言っても
最低限死人を減らすのが
私の成り代わりの目標

出来る限り運命に
逆らいたくなったんだよね
主人公みたいに(キラッ☆

まぁそれからは早かった
テントから何から無くなった
のはお昼過ぎで

とりあえず私は
ウルフマンの檻の前で
笛を吹いてウルフマンを
寝かせつけていたけど
何とか誰も来ないまま

ウルフマンの檻もトラックに
乗せられて次の場所に
走っていった

テレパシーでトールに確認したけど
無事にここなんて見えない
位遠くに行けたらしい
よかったね☆(キモッ

ちなみに私たちは
一番最後のトレーラーに
乗るんだけど流石の大所帯
かなりの時間差がある訳だけど
何だか安心した

「ラナ行くって」

「ん了解」

結局サムも死なずに済んだし
R・Vもこれからも元気に
環境戦士を続けるんだと思う

とりあえずトレーラーに
乗り込んだら
トレーラーが走り出した

「トムに挨拶できなかったね」

「まぁ何時か探して
雇ってもらうって言ってた
からまた合えるかもねぇ」

「そうだといいなぁ」

そのまま走っていった
トレーラーは次の街へと走って
行った・・・



- 43 -


【BACK】


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -