若きバンパイア 24/26





寝ている間に
夕暮れ近くになっていた

「ラナちゃん、
ラーテンさんがお呼びだそうだ」

「はぃ了解です」

あーなんだっけかー
血の瓶の製造工程だっけ?
まぁとりあえずラーテンの
テントの前に着いた

「ラーテンふんどし履いてる所
悪いんだけどはいるねー」

中からガタガタって音が
したけど気にしない

「・・・ラナ、
さすがにふんどしは
我が輩ははかん」

おぉ英国紳士はふんどしを
知ってたかー

「ふんどし知ってるんだー」

「亜細亜の下着の
ようなものだろう」

「うん1枚の布で巻くんだよ」

「ふむ・・・(ハッ
何故そんな話に
なっておるのだ」

「サーセン」

自重自重
KAITOのふんどし姿が
好きだったとか言えない

「まぁいい・・・
もうお前の性格は諦めた
さて本題だがこれから
我が輩の友に会いに行く」

漫画では削られた人だね
本当にかわいそ
とりあえずキャンプが見えなく
なる所まで走ってから
背負ってもらってフリットした

ちなみに酔い始めた所で
何とか目的地に到着した

「うぅ・・・」

「ラナ、大丈夫か?」

「んーきつい・・・」

とりあえずラーテンに
手を引いてもらいながら
中に入ったもう全部
ラーテンまかせだったから
色々気にしたりなんか出来ない

「ここだ」

何とか見ると白いカウンターがあって
ラーテンが壁から垂れ下がっていた
ベルの紐を引っ張った

白衣に緑のマスクをつけた
赤毛の男が出てきた
うん、中々のイケメンだ(嬉

私がwktkしてる間に
いつの間にかラーテン達は
再会の挨拶をし終わっていた

「ジミーこの子はラナ・シャンと
言ってな我が輩の可愛い一番弟子だ」

いやラーテン私はいつの間に
君の弟子になったんだい?
手下だったのに随分な格上げだね

「ラナ、こやつは
我が輩の古い友人で世界一の
うでのいい病理学者だ」

「こんばんは^^ジミーさん」

「はじめまして可愛いお嬢さん」

とりあえず握手しらけど
ジミーってジミーサムP思い出すわ・・・
親友が好きだったんだよなジミー
まいいかあいつここに居ないし
私死んだし

「君可愛いのに一瞬ラーテンが
誘拐して来たのかと思ったよ」

何だロリ誘拐か・・・
あれ結構私若いし・・・
ラーテン歳だし傍から見れば

「ラーテンどんまい^^」

「どんまいではないだろ
親子とかあるだろうが」

はいはいロリ誘拐ですねロリ誘拐 
エログロ・アリエーンだよラーテン

「例のクラブにこの子みたいなの
ばっかりだったら
バンなんとかも怖くないんだけどな」

いや私みたいなのばっかだったら
何かパブってGO的な事になっちゃうよ

ぁちなみにここは死体公示所で
まぁ検死する所だったりする

私も前世で一回死んだけど
死体を見て少し変な感じがした

まぁ別に怖いとか
そんな事じゃない
死と生は表裏一体だって事は
身をもって知ってるからね

「彼女は凄いなこれだけ
死体を見れば気絶物なんだがな」

ラーテンは私を見ながら何故か
誇らしげに頷いていた

その後ラーテンが最近の動向を聞いた
けど特に事故もないし
病気もはやってないそうだ

私は特にやる事も無いから
死体の入れる棚の個数を
数えて時間をつぶしていた訳だ

一通り二人が話し終わって
次はやっと血の瓶の補充を
するそうで新鮮な死体が
あるかジミーに聞いていた

勿論私はダレンみたいに抵抗しない
別に死んでるもんから取るのは
血の有効活用だしねぇ

もらった血は中々美味しくて
ラーテンにコップに入れて貰って

ラーテン達が話し終わるまで
ジュース代わりに飲んで
待っていたけど

帰り際に凄いジミーが
苦笑いだったのを覚えている



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