若きﾊﾞﾝﾊﾟｲｱ 2/26
あの後ﾗｰﾃﾝも適当に
人を選んで飲んだ
ついでに味見をしたら
さっきの人よりは
美味しかった
まぁ最初に美味いもん食ったら
贅沢になるって言うし
ほら私前世冷凍食品
食べれんかったし
あれと同じ法則だなっ！
不味いと死ぬとか忘れてた
だけなんだからね！
「さてお腹減ったねぇ」
「そうだなお前作れるのか？」
「勿論でも材料がないとね」
まだ店がやってる時間だから
私が買ってきた
（ﾗｰﾃﾝ連れてくと怪しいし）
「じゃとりあえず
シチュー作ります」
「…おぉ」
「そんな心配な目で見ない」
とりあえず手早く切って焼いて
煮てシチューが出来た
「どう？」
「うん、美味いぞ」
「それなら良かった」
何気に私家庭科形の
学校だったんだよねぇ
ﾚｼﾋﾟがあれば何とかなるよ
ﾚｼﾋﾟを書いた本が
かばんから出てたから
こっそりと閉まっておいた
とりあえず書き溜めて
おいてよかったー
うんこんな事も
あると思ったんだよねぇ
うん良かったよかった
食べ終わった後
器とか色々片付け始めると
朝日が出始めたから
その日はもう寝た
（ちゃんと暗い所で）
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