奇怪なサーカス 14/18





早くしないとスティーブが死んじゃうから
とりあえず病院に向かった
勿論私の走る速さじゃ間に合わないから
ラーテンに背負われてだけど

ラーテンの足元を見るとやっぱりサンダルだった
大爆笑だよねぇマントにサンダルってwww

やっぱりフリットして行ったから
車酔いの酷い私は勿論酔いかけた

「うー」

「ラナ、
あと少しだから頑張りたまえ」

「うん頑張る」

何故かラーテンは私を背負ったまま
病院の壁を上りだした
原作とは違って病室を知ってるみたいで
本当に私は助かった

ちなみに高所恐怖症の私は
もうがっしりつかまっていた

「ここだな」

ラーテンは手早に鍵を開けて中に入った
スティーブはすごい厳重に
機械につながれていた
うんこりゃ凄い

「…血清宜しく」

「あぁ」

酔った私は一連の行動を静かに見ていた
スティーブはうごめいていたけど
もう大丈夫そうだった

「とりあえずここから出るぞ」

ラーテンに近付いてまた背負ってもらう
とりあえず外に出て下ろしてもらった

「とりあえず手下って言うか
ついて行くのに準備がいるでしょ?」

「あぁそうだな近辺処理はかかせない」





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