奇怪なサーカス 9/18
ｽﾃｨｰﾌﾞの話を聞くとこうだった
ﾗｰﾃﾝに弟子入りを希望して
会いに行ったら物凄く罵られたから
腹いせに奪ってきたらしい
今日も朝から餌を
集めたりしてたらしい
ﾀﾞﾚﾝの代わりにｽﾃｨｰﾌﾞが
盗む役になった訳だ
私の思い描いていたｼﾅﾘｵとは違う
このまま私が盗まなければ
ｽﾃｨｰﾌﾞが噛まれずに済んだと思ったけど
それは間違いだった
ｽﾃｨｰﾌﾞは必ず噛まれる
「ｽﾃｨｰﾌﾞやっぱり
返したほうがいいんじゃない？」
「何だよﾗﾅなら
面白そうだとか言って
乗ってくるかと思ったのによ」
「いや…あのね…
私何気にでかい蜘蛛苦手だから」
「それだけかよ（ﾊｧ」
呆れた感じでため息をつかれた
別にでかい蜘蛛は苦手だけど
ﾏﾀﾞﾑは大丈夫だと思う
少し遠くからﾏﾀﾞﾑを見てると
ｽﾃｨｰﾌﾞの家の電話が鳴った
それはうちからの電話で
急用だから帰ってきなさい
って何故か楽しそうに言われた
「ん？急用ってなんだろ？」
「知らねぇよ 帰るんだろ？」
「うん、じゃまた会えたらまた明日」
「おぅ」
それからｽﾃｨｰﾌﾞの家から自分ん家に帰った
「ただいまー」
「おかえりなさいﾗﾅ♪」
「ん？どうしたの急用って？」
「遊園地のﾁｹｯﾄが当ったのよ♪
これから行くから早く準備しなさい」
当ったのかよ！
でもいきなりだね
とりあえず服を動きやすい余所行きの
服に着替えてから下に降りた
「お姉ちゃん早く！！」
ｱﾆｰが楽しみでしょうがない目をしていた
「はぃはぃお父さん財布持った？」
「あぁ持ったぞ」
「じゃぁ行きましょうか」
準備が整って
遊園地に向かったそれにしても
遊園地超楽Cかった（ﾉ∀｀*）
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