運命の帝王 2/16





アレクサンダー・リブスの歌と共に
シャンカスの誕生日会が始まった
皆が一通りプレゼントを渡した後
私とカーダでシャンカスに近寄った

「シャンカス、これが俺達からの
プレゼントだぞ」

私達の手の中にあるのは本
シャンカスはそれを見た瞬間うって
顔になった

「嬉しくなかったかな?」

カーダが笑いながら
シャンカスの頭を撫でた

その瞬間シャンカスが勢いよく
首を横にふった

「違うよ!!十分嬉しいよ」

無理しやがって…
私だったら本は嫌だぞ

「フフッ…ごめんごめんシャンカス
こっちがメインのプレゼントだよ」

後ろからヘビの入った籠を出した

「わぁああああ
これ凄いよラナ叔母さん!!」

さっきとは違って
跳んで喜んでいるシャンカスを
見て凄い微笑ましく思う
森で蛇達を集めて厳選に厳選を
重ねてよかったと思う

「でも本もちゃんと読むんだよ
読まないようだったら
蛇は没収だからね」

「絶対明日から読むね!!」

シャンカスはありがとーって言ってから
せかせかとエブラに蛇を見せに行った

「喜んでくれてよかったねカーダ」

「あぁそうだな
そういえばダレンのプレゼントは
何にするか決めたか?」

「うん、サッカーボールを
何個か送ろうと思って」

なんだかんだ言って
男の子はああゆう遊びが
好きだと思うしね

「そっか俺は俺達の絵を
送ろうかと思って
写真は撮れないけど
元気な所は見せたいから」

カーダ考えがかっこよすぎるヽ(*´∀`)ノ
早速明日絵を描いて貰う事を
頼む事にした



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