運命の帝王 1/16
ハーキャットが消えてから私は無事に
もう一回、純化作用が来て
完全なバンパイアになった
まぁ、書き手がその事について
記憶が曖昧なので前に完全なバンパイアに
なってた場合は許してやって欲しい(←
さて、今日も今日とてフリークショー
私とカーダの出番も終わって後は
他のメンバーのショーが終わるのを待つだけだ
暇だし…カーダといちゃつくのも
悪く無いけど(←
うーん眠い物凄い眠いんですけど…
物凄い眠気と供に私の視界は急変した
私の立ってる周りには死体シタイシタイ…
カーダ、サム、ラーテン、ダレン、サイラッシュ
それにバンパイアマウンテンの皆にサーカスの皆
そして地平線を埋め尽くすほどの沢山の人達
「これは夢かな?」
目の前に一人だけ立っている
スティーブに聞いてみた
スティーブは鼻で笑ってから
「全てお前が
やったんだ
忘れたのか」
ってあくどいそうな顔で笑った
でもね…スティーブ
「残念ながら違うよ
だって…カーダは…」
足元で死んでいるカーダを抱きしめて
「きっとカーダはもっと
奇麗な死に顔だと思うよ」
って言って笑ったとたん
カーダの声と供に私の視界は
サーカスの舞台裏に戻って来ていた
「ラナ、大丈夫か?」
「うん、大丈夫白昼夢みたいなの
見てただけだから」
最近悪夢をよく見るけど…
我ながらカーダの死に顔に
満足できなくて起きるとか
無いわ(←
あれ無意識なんだよ
私が意識的に言ってる言葉じゃないし
「さ、ラナが寝てる間に
ショーが終わったんだ
シャンカスの誕生日会が始まるから
すぐ行かないと…」
「うん了解」
カーダが出してくれた手を
取ってとりあえず立ちあがった
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