精霊の湖 13/13





門を通り抜けたらトールが立っていた

「ただいまトール」

「お帰りラナ、無事で何よりだ」

「ただいまハーバニアス」

「あぁカーダもお帰り、
ハーキャットは無事に楽園へ行けた
二人供安心するといい」

「そっか…良かった…」

ハーキャット…カーダも何とか
幸せになれたんだね…良かった
その後トールがトレーラーに案内してくれて
とりあえず私達はトレーラーに
何日かぶりに荷物を安心して置く事が出来た

「さて…ラナ」

荷物を置いてから一番最初にされたのは
何故かKissだった

「何でKiss?」

「だって幾ら俺って言ったって
ラナのKissを
奪われたのは何か癪だろ?」

そうゆうもんかな…?

「という訳で消毒」

何だかんだ言ってハーキャットが消えちゃって
残念だったみたいで甘えたがりに
なっちゃったみたいなカーダは
お風呂から眠るまでその日は
方時も離れようとしなかった

因みに持ち帰って来てしまった
蛙の卵と毒と牙をどうしたらいいもんか
翌日から二人の悩みになるのは
この時の私達は知らない



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